ジョン・ハートフォード、エミルー・ハリス、ノーマン・ブレイク、ラルフ・スタンリーなどアメリカン・ルーツミュージックを代表する新旧のアーティストが参加。プロデューサーはエルヴィス・コステロやロス・ロボスとの仕事でも有名なT-ボーン・バーネットだ。このメンツだけでアメリカンミュージック愛好者は「買い」だろうが、もちろんそんなことは関係なくリラックスしてゆったり楽しむもよしの良盤。この懐の深さこそがアメリカ音楽の底力だろう。(今井直也)