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外交官の「うな重方式」英語勉強法 (文春新書)

価格: ¥799
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
Amazon.co.jpで確認
趣味で書かれた本 ★★☆☆☆
厳密な外国語能力が要求される外交官はどのように英語を学ぶのか。英語と外交という二つのキーワードで購入したが期待はずれ。勉強法は新しくはないし、事例として出てくるのも語源だとか、現地での交友だとか、せいぜい政治に関する新聞記事くらい。もっと外交の現場からの生々しい事例で解説してくれればいいのに。

視野の狭いおしゃべりも多く、個人の趣味の域を出ていない。
これが「新」書? ★☆☆☆☆
この本から得たことは、スラブ語も日本語同様冠詞がない件と、蘊蓄語りは鬱陶しいということを再認識できたことくらい。

どうしたらここまで行間から鼻持ちならない気配を漂わせられるのか不思議に思いつつ、ようやく辿り着いた「あとがき」には「英語を勉強するとアメリカの軍門に下ることになるのではないか、日本人の本分に反するのではないかという被害妄想が少なからずある。英語が話せることとアメリカの言いなりになることとは全く別であることは自明であるにもかかわらず、まだそう考える人たちが多いのである」という一節。

思わず椅子からずり落ちそうになりました。
文脈のある中で英語を勉強すべし、という主張 ★★★☆☆
タイトルにある「うな重式勉強法」とは少々分かりにくいが、その意味は、
本書の最初に書かれているように、英語は単語のみを切り離して覚える
のではなく、文脈の中で使われているものから学ぶべきである、という主張
である。これはすなわち、うなぎとご飯は別々にして食べるのではなく、
一緒に(うな重として)食べた方がおいしいこととにている、という、
メタファー表現である。

本書の構成としては、短い章立てをして、英語に慣れ親しんでもらおう、
という意図だと思うが、身近で比較的易しい話題ばかりを集めた英語読本
である。ただ、本書の中で使われている例文は、英字新聞からとってきたもの
がほとんどであり、その内容も筆者が外交官でいらっしゃったことが大きいの
だろう、政治面からとったものばかりである。

例文は易しいもので分かりやすいものが好ましいと思うが、英字新聞の政治面から
のものなので、扱っている文法テーマが易しいのに、例文が難しいというギャップ
が感じられた。
また、英文が政治的な内容であるがゆえに、その政治的背景を説明しなければ
ならなく、英語とは関係のない文面が多くなってしまっているのが残念だった。

政治に興味があったり、外交の仕事に興味があればいいが、英語を勉強したい
人にとっては、ピントが少しずれている印象を持ってしまうかもしれない本である。
外交現場も垣間見ることができる ★★★★★
略語が原因で某有名ポップ・グループの名前にクレーム?
冠詞のあるなしが国益を左右する?
「will」と「be going to」は同じ意味じゃないの?
「could」って、それで結局できたの?できなかったの?

ある程度英語を勉強してきている人にとっても目からウロコの英文法豆知識、外国語なんかに縁はないやと思う人にとっても興味深い、英語の使い方をめぐって攻防が繰り広げられる外交現場のせめぎあいなど、外交官の英語学習法を学ぶぞ!と思う人も思わない人も、さらりと楽しむことができる。
期待はずれ ★☆☆☆☆
この本を読んで素直な感想は「残念」な内容。読者にわかりやすく伝えようとする努力が全くない一時代前の本。
全く読者に対する配慮がなくひたすら、どうでもいい知識をひけらかしているだけ。
この本を買った人は、外交の裏話など興味深い小話を交えて英語あるいは英語勉強法を外交官の視点から説明することを期待していると思う(?)んだけど、残念ながら、外交での著者の体験談も英語の学習法も「残念」としか言いようがない内容。
ひたすら著者の自慢話や経験談を書き綴っているが、どうでもいいトリビア的な話を書いただけで、読者に対する配慮が全くなく、著者の社会的地位に対する固執や名誉欲の強さだけがわかるって感じ。
この本を買おうと思う人は、英語に興味がある中級以上の人が多いと想定されるけど、そのレベルの人なら、この本から得られるものは何もない。
一言で言えば英語版wikipediaを読めば、無料でこの本よりはるかにわかりやすく詳しく、より正確な内容をカバーできる。
肝心の英語も国内外の文法書をそのまま引用しただけという有様で、外交話を絡め方も効果に欠く。外交官はいわゆる英語の「プロ」ではないから、それほど彼らの英語力に期待していたわけではないけど、もう少し経験をうまく伝えればもっといい本にできただろうに。
日本をこんな人たちが代表していると思うと悲しくなる。こんなに読者を意識していない日記のような本も珍しい。