インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

外交官の仕事

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 草思社
Amazon.co.jpで確認
分かりやすいです ★★★★★
外交官って、何をやっているのかなんとなく分かるような、でも具体的には何も知らないような、という方が多いかと思います(私もそうです)。

外交官の方が、普段どのような業務を行っており、仕事での難しさはどのあたりにあるのか、どこにやりがいを感じるのかなど、かなり具体的に著されており(タイトル通りですね)、大変分かりやすく読みやすい本です。
外交の道のり ★★★★☆
外交官は“いばっている”“華やか”というイメージが強いです。
しかし、実態は、桁違いの努力と下準備の上に成り立っていると感じました。
国会答弁対策・外交パーティでの人脈作り・マスコミ対策、昼夜問わずに発生する事件への対応など、細かい配慮も要求されます。

一方で、本文の随所にエリート意識がにじみ出ているように感じました。
参考にはなるが・・・ ★★★☆☆
著者の豊富な経験から外交官の仕事に関してに様々なことが書かれており、確かにその仕事を知る上では参考になるが、内容的にバラバラ書かれている感じが否めず、全体としてわかりずらい。この本が、ある意味外交官としての頂点に立った人物が書いた本とは、信じたくないところだ。こんなに文書の組み立てがまずい人が上司だったならば、部下は苦労しただろう。
未来を良くするには ★★★★☆
 
 年を取ると、壊れたレコードのように過去の自慢話を繰り返しがちになるが、外務省に約35年勤めた河東氏の本には、その手の話は一切出てこない。また、近年よく見られるような外務省への非難や暴露本といった類からも、この本は離れている。自己抑制が効いているからだろう。

 "日本の外交官"を軸に、広範な話題を一人で扱うのは元来難しいものだが、長年のキャリアゆえの現場体験から、例えば大使館の仕事、途上国での任務、東京(本省)の位置、ODAの価値などが、多角的に、内実ともによく説明されている。
 かといって、高度な専門書を目指しておらず、特に第二章では、自身の学生時代から在外留学研修までの駆け出しの頃を、カジュアルな筆致で描いており、とても面白い。

「外交官はつらいよ」と感じる箇所は多々あるが、別に同情を求めているわけではない。ただ現状を伝えているのであり、だからこそ、読んで日本の外交官への漠然としたイメージを払拭することができる。

 ただ、注意したい点もある。
「国会、政治家との関係では、日常の接触が重要だ」という記述があるが、元外交官に当然の如くそう書かせてしまうのは政治家に問題があり、今の関係は本来不健全なのだ。それに、官僚側もこの習慣に呑まれてしまっている。
 そこで、内部の価値観とは無縁の読者一人ひとりが、この本をきっかけに、市民レベルで政治家と官僚の動きを抑制する目を持つことが大切だと分かる。