ソナタ Hob. XVI.40/ハイドン
ソナタ Hob. XVI.49/ハイドン
ソナタ Hob. XVI.28/ハイドン
ソナタ K.280/モーツァルト
ソナタ K.333/モーツァルト
ソナタ K.533およびK.494/モーツァルト
ソナタ K.310/モーツァルト
ソナタ OP.13/ベートーヴェン
ソナタ OP.2-1/ベートーヴェン
ソナタ OP.27-2/ベートーヴェン
ソナタ OP.26/ベートーヴェン
作曲家別の楽譜を買い揃えるほどでもない、という人に。
★★★★☆
モーツァルトのイ短調K.310(母の死が影響して作られた悲劇的なソナタ)、K.333(演奏会用の優美な大作)、そしてベートーヴェンの悲愴・葬送・月光と、ピアニストが演奏会で取り上げるような名曲が入っています。このレベルのソナタを本格的に弾こうとする場合は、やはり作曲家別の原典版の楽譜を持っていたほうがよいと思うのです。でも、そこまでするほどでもないよね、という人にはこの楽譜はまずまずおすすめできます。
ただ欠点はいくつかあります。ミスプリなのか意図的なのかわかりませんが、原典版と違う音、違うフレージング(スラーの位置が違う)が多いので、疑問に思ったときはそれなりの楽譜を別途参照する必要があると思います。あと運指が良くないです。この点に関しては、「このレベルの曲を弾く人は自分で最適な運指を考えられるから平気」という、ある種の割り切りが必要だと思います。
なお、ベートーヴェンのテンペスト(人気曲です)は、ソナタアルバム1にも2にも収録されていませんので、注意してください。テンペストだけを弾きたいときは、ピアノピースを購入するのがおすすめです。
ソナタアルバム1の次に取り掛かるのに最適です。
★★★★☆
ある程度譜面を読み弾くのが慣れている人にはソナタ2から練習してもよいと思います。自分にとっては、モーツァルトやベートーベンの他の曲集を買う必要がないほど、名曲が含まれていると思います。繰り返して弾くうちに、表現力もつきますし、実力もつきます。
3名の作曲家
★★★★☆
習っていた時に使っていたので見やすいということもあって、ピアノを再開する際に購入しました。
ベートーベンのソナタ集などもありますが、ソナタを練習の一環としてやるのであれば、私はこちらを選びたいと思います。
(1)に引き続き、ハイドン、モーツァルト、ベートーベンの3作曲家分が収録されているので、広くやりたいという方におすすめではないでしょうか。
ただ、個人的には各曲の解説的なものにもう少しページをさいてもらえていれば、より曲に対しての理解が深まるのではないかと思います。
星奏学院(私設)購買部
★★★☆☆
セレクション準備期間中のBGMベートーヴェンのソナタが収録されています。(「月光」の第2楽章)