頑張った分の効果は得られます。
★★★★★
大人になってからピアノを再開した30代です。
子供の頃はツェルニー、ハノンのような単調な練習を嫌がって好きな曲を練習していましたが、あまり
上達せずに挫折してしまいました。
再開後は30番・40番と進めてきましたが、退屈な練習を我慢して続けていくうちに指が回るようになって
若い頃は弾けなかった曲が弾けるようになりました。
ツェルニーは必要ないというご意見も多いですが、私にとってはツェルニーがいい効果を生んでいます。
このまま続けて50番にも挑戦したいと思います。
勉強になりました
★★★★★
私は音楽之友社の解説付の楽譜を使いました。
解説に1曲1曲の目的、マスターすべきことなどが書かれているからです。
解説を読んでない先生もレッスンで同じようなことをおっしゃいます。
それぞれの曲にふさわしい指先/手首の無駄のない動かし方や音楽的な表現のルールがあって、
それらが他の曲を弾くときに大切な知識と技術になるのだと思います。
(今出版されている分では、全音版は40番は解説なし、
50番は解説付だったと思います。音楽之友は40番は解説付ですが50番は解説なしです。)
簡単に思える曲でも苦手箇所は常にありました。自分の弱点を知り、1つずつ克服する達成感があります。
曲がつまらなくなってきたときは、エッシェンバッハなどのCDを聞いてみると、
味気なくなりがちなツェルニーの曲を音楽的にきらびやかに弾いていて驚きと共に頑張ろうという気持ちになれます。
解説に、芸術表現への熟達をはかる道は充分に用意されているが、
ポリフォニー演奏の教育が欠けているので、別の教材、例えばバッハのインベンションなどで補充するといいとあります。
大好き!
★★★★★
ピアノを大人から始めました。
(エレクトーンをやっていたので楽譜は読めました)
正直、ピアノの練習曲なんて退屈に決まっている…と思い込んでいました。
が、指導してくださった先生がそれぞれの練習曲にこめられている意味、
「この曲でどこを鍛えるのか」
「そのためには、どういう練習方法が有効なのか」
など論理立ててレッスンしてくださったおかげで、私はツェルニーが大好きになりました。
たかが練習曲ではありますが、曲として本当に良く出来ていて、
弾いていて飽きることがありませんでした。
これは私が大人で、ある程度音楽をやっていたから理解できたのだと思います。
でもそれを差し引いても、よくできた曲集でしょう。
だからこそ、今でも多くの人が利用している。
仕事が忙しくなりピアノをやめて7年経ちますが、
それぞれの曲の意図を楽しみながら、今でも時々弾いています。
また私の場合、バッハのインベンション、チャイコフスキーの四季のように、
単純に(40の練習曲を)自分で1つずつ消化?克服?してゆく楽しみもありました。
私は好きです。
★★★★★
最近目覚めたピアノ再学習者です。
はじめはツェルニーはつまらない、「指の筋トレ」くらいにしか思っていなかったのですが、
ピアニストの弾くツェルニーを聴いてから考えが変わりました。
どんな曲も、弾き方によってはつまらなくも、すてきにもなるのですね。
そう思って弾くと、とてもドラマティックで素敵な練習曲集だ!と毎日の練習が
とても楽しくなりました。
楽しく弾けてテクニックも上達するすてきな曲集だと思います。
ツェルニーの中では
★★★★☆
ツェルニーxx番練習曲は海外の某学校の入学試験の課題でした。この位のレベルになるとドラマティックな曲もあるはずです。将来プロになっても基礎は繰り返し必要です。専門で進むなら先生に聞いたほうが早いと思います。楽譜の良し悪しを決めつけることは少し変だと思います。楽譜を購入できるということやピアノを弾くことができるということに、まず、感謝すべきです。