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鳶魚で江戸を読む―江戸学と近世史研究 (中公文庫)

価格: ¥680
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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古典落語には三田村鳶魚 ★★★★★
昭和50年頃,高座に登る小さん,圓生は,「お若い方は,ご存じないでしょうが、
むかし吉原という大変勉強になるところがございまして」などと,振って話を始めていたが、
落語を研究したり,演じたりするものは皆、三田村鳶魚を読めと言われたものだ。

学生だったので,古本屋に出回る三田村鳶魚全集を毎月1冊づつ買ったものだ。
不思議なことに,中野の古本屋には,毎月一冊新しい巻が現れ、ぼくはその現れた巻を
なけなしの金をはたいて買う。その本はほどんどま新しかったから、きっと,新刊で読んだ誰かが
読み終えるたびに売りに来ていたのだろう。

今は,鳶魚全集を買わずとも。この本で,手軽に鳶魚の研究した江戸を味わうことができる。
鳶魚が好ましいと思った江戸年中行事。
正月 花見 夏の夜 初夏の売り声 両国川開き 御殿女中の八朔 神田祭 大奥の煤掃き 師走。

こいつぁいいや