インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

中庭の出来事 (新潮文庫)

価格: ¥700
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
Amazon.co.jpで確認
複雑すぎ! ★★☆☆☆
初めて恩田陸の作品を読みました。
きっと、もっと初めて向けの作品が
あったのかもしれないけど、
こんな複雑な構成で
3重構造のどの部分かを考えながら
読まなければならず、
わくわくすることがないばかりか
ちょっと疲れてしまいました。
もう恩田作品は読まないかも。
小説熱海殺人事件? ★★☆☆☆
推理小説仕立てだけれど別に決まった解決はない、どうぞお好きに選んでくださいという意味ではつかこうへい『熱海殺人事件』のようなものだ。いろいろ趣向を凝らしてはいるが、面白くないのは、結局細部にユニークなものがないからだろう。登場人物は類型化されているし、台詞や文章はありきたり。三島由紀夫の言う、どこまで行っても墨取りが回らない小説かもしれない。100p「著名な作家の記念館の天井に作中人物そっくりの顔が浮かび上がった」(大意)。小説の作中人物に顔があるんでしょうか。185p「彼が交通事故で亡くなったのは衆知のところですが」「周知のことがら」の間違い。「衆知」は「衆知を結集して」と使う。新潮社にしては校閲が甘い。きっとほかの作品がいいのだろう。
登場人物に魅力がない ★★☆☆☆
試験的な作品で、作者が力をいれて書いたのは伝わってくる。
よく練りこまれた構成で、そこにはまって読み込んだ読者にとっては楽しめる作品なのだろう。
しかし、小説の重要な要素は構成だけではない。
1.キャラクター、2.ストーリー、3.構成、と私は思うのだが、いかんせんキャラクターが薄すぎる。
出てくる登場人物に魅力がないのだ。
3人の女優にしたって、セリフが同じであっても、もっとキャラクターが変えられただろう。
告白をしながら刑事を誘惑するような女優がいたって良かったんじゃないか。とか色々考えてしまう。
どんなに作者が頭の中で、読者があっと驚くような構成を考えても、キャラクターに魅力がなければ小説としての魅力はないと思う。
うーん… ★★☆☆☆
複雑過ぎます。
劇中劇といえど どこが現実でどこが芝居か解らない。

最後まで読めば、全体像が掴めるのだろうという希望をもちながら なんとか読み終えましたが
解ったような 解らないような…
凝りすぎです。
私にはツボですが ★★★★★
高い評価をなさる方と低い評価をなさる方と分かれる作品のようですね。感情移入をして一気に読むような小説ではないので、どうしてもそうなってしまうのだろうなと思いますが、私的にはツボでした。ひとつの脚本が繰り返し演じられる中、芝居なのか、現実なのか、混乱させられる快感に酔いしれました。こういうややこしく、面倒くさい設定で、ここまでさらりと、読みやすく書き上げてしまうのは、恩田陸さん意外にあり得ないと思ってしまいました。それほど、恩田さんの力量が見事に出ている作品だと思います。ただ、こういうチャレンジ要素の強い作品だと、うまく嵌れないと、つまらなく感じてしまうと思います。そういった意味では、単行本をパスして文庫本にして正解だったと思う方も多いかも?