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琥珀の望遠鏡〈下〉 ライラの冒険III (新潮文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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ライラとウィルの出す結論は・・・ ★★★★★
おもしろかったです!
ライラ、ウィルの向かう先に出口があるのか。
最後までハラハラ、ドキドキしていました。

コールター夫人、アスリエル卿の活躍も見逃せませんでした。
天使を相手にここまでやるとは。

ラストはしばし考えさせられました。
ここには子供も大人も関係ないですね。

人間の持つ欲望や情熱や想像力や愛の前には、
神も、死者も、子供も、大人も関係なくなる
となぁと思います。
ダークマター ★★★★★
宇宙を構成している物質の96%が未知の物質(ダークマターと暗黒エネルギー)
であり。ダークマターは、原子の5.5倍もの質量密度を持ち、
その存在なしには、銀河宇宙の形成はなしえない、たとえば、暗黒星雲のなかで
星が誕生したり、近年の宇宙にたいする発見は、それまでの常識を一変させています。
ライラの冒険では、暗黒物質(ダークマター)のことをダストと呼んでいます。
人間と他の生物とを隔てるきっかけとなったなぞの物質(ダスト)。
 ダストは、ライラの冒険の重要なキーワードであり、それは、
パラレルワールドの入り口のカギとなり。生物の進化の秘密にも
関係しています。
 ライラの冒険、およそ、3週間で6冊全てを一気に読みました。
ライラの冒険で魅力的なのは、ライラとウイルの存在です。
ライラが知らずに行う世界の運命を決めることとはなにか?
神秘の短剣の使い手となったウイルの使命はなにか?
 両親に愛されることなく育ったライラと、赤ん坊の時に
父親が失踪したウイルの生い立ちは、エバンゲリヲンの少年
少女達を連想します。
 エバンゲリヲンでは、13歳の少年達のみがエバンゲリヲン
を操縦でき、未知の生物使徒に対抗できます。
使徒来襲、リリス、人類補完計画、多くのなぞの結末は、
人類全ての消滅、何もしらない少年と少女がアダムとイブになる。
この結末は、意外でしたが、主人公達に人間的な成長は感じられません。
 ライラの冒険の最終巻、パラレルワールド全てを巻き込んだ戦争
すべての死んだものが蘇り善と悪に分けられるという最後の審判を
意識して描かれているように思えます。
少年と少女は、愛を知って、愛することの喜びと苦しみを
知ることになります。最後の審判というよりは、人間らしい選択
が事態の収拾につながるところに好感が持てます。
児童文学には重め ★★★★☆
少女ライラと少年ウィル。
異なる世界の子どもたちの冒険の完結編ラスト巻。
すべきことだと信じ、死の国へ旅立つ二人。
そこで彼らがしたことは。。。

ラストまで読んでの印象は、キリスト教色が濃い。
内容的に、児童文学の粋を脱している、という感じです。
表面的な話はともかく、それなりに理解するなら大人で、
ある程度キリスト教の知識がないと無理なのでは。

登場人物は個性が強く、魅力的。
ライラとウィルはもちろん、やっぱり印象深いのはライラの母。
最期まで真意がわからない、けれど魅力的な人でした。

ラストはしっかりしています。
まるまるハッピーエンドだったらよかったな、とおもいますが、
やっぱりこの終わり方が妥当かも。
ライラの、未来への言葉が印象的でした。
魅力的なキャラクター ★★★★☆
 劇中の描写も読みやすく、登場人物も魅力的。
 続刊は書かないとのことですが、その作者の気持ちが変わって欲しい、
という平凡な感想しか書けない。
 挿絵も好きだな。
 時間ができたら、もう一度読み返したい。

 親が読ませたい、親に薦められても子供が嫌じゃない本。
 
地に足をついた終わり方 ★★★★★
この小説は児童文学に分類されている。しかし扱うテーマは子供向けではない。あるいは通常の小説では大胆過ぎる無神論的テーマを描くためにあえて児童向けにしたのだろうか?聖書やミルトンの「失楽園」などにインスピレーションを受けたというこのシリーズは、本書で終わりになるが、例えばナルニア国シリーズのような”あちらの世界”に行って終わりではなく、地に足をつけた終わり方である。確かにファンタジーは現実逃避をさせてくれる。しかし、物語の世界に入っても、最期に現実に戻ってきて地に足をつけ、あーおもしろかったと言える小説であり、読後感は爽やかである。小説で現実逃避をしがちな人にはぜひ読んで欲しい。