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衝動買い日記 (中公文庫)

価格: ¥720
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論新社
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楽しい買い物 ★★★★★
 2000年に出た単行本の文庫化。
 タイトルの通り、鹿島氏が衝動買いした品々についてのエッセイである。腹筋マシーン、財布、猫の家、体脂肪計、七輪、チーズなど24点が語られている。
 いずれも必要か不必要か微妙なものだが、安かったり珍しかったりすると、つい買ってしまう。その購入に至るまでの逡巡、買ってからの後悔、実際に使ってみての意外な感想/予想通りの感想といったところが読んでいて楽しい。
 やはり、文章力のあるひとで、そこが魅力なのだ。自分自身をからかい、戯画化し、軽妙なユーモアで読者を引っ張っていく。
 『子供より古書が大事と思いたい』に近い味わいで、おもしろかった。
ブログ? ★★★★☆
著者も自身で書いているが、HPで買い物の日記が人気があるという
のは今でも当てはまるでしょうね。

ブログと形態は少し変わっても、時計だの携帯だの、アレを買いました、これを買いました、これを取り寄せました、というネット
と連携した「日記」が世の中にはあふれています。

品物の問合せ先(電話番号)が記載されてるのが牧歌的。
今ならリンクですもんね。

ガラクタ買いのヨロコビ ★★★★★
最近文庫化されて一番嬉しかった本です。
内容は、タイトル通り、著者鹿島氏の衝動買いの記(衝動買い戦記)です。

迷いに迷って、買うのをやめて後悔したり
思い切って買って、いい買い物に嬉しくなったり
思い通りじゃなくて、悔しくなったり…
そう言う逡巡がめちゃくちゃ面白いし、共感しました。

衝動買いした物の結果も興味深深なトコロではないですか!
渾身の選択をしたつもりが、家族に馬鹿にされたり、ああ、それは私のこと?と思わずにはいられません。
買ったものがくだらない物や、高いものほど、エッセイが面白いです。
生活必需品じゃないものを、コマコマ買うのが大好きな方、
買い物のヨロコビがこの本を読むことで臨体験できます。

是非是非、ご一読ください。文庫版でお買い得です♪

迫害の正当化 ★★★★★
今まで虐げられてきたこと、家族からの冷たい目に耐えてきたこと、我ながら情けない失敗談、日常の精神的にマイナーな世界から生還してきては、また沈没する誰にでもある裏日常を、彼独特の文章力で蘇らせ、その共感の中で読者と共に遊ぼう、という世界。人生とはかくのごとく楽しむためにありたいもの