１ページ目から、すっかりわが家の定番になりました。どれもこれも作りやすくて美味しいのですが、特にお魚料理のレシピが新鮮で、レパートリーがグッと増えました。和・洋・中、ジャンルにこだわらず、お菓子やおせちのレシピまで載っていて、本当に盛りだくさんの内容。共通しているのは「美味しいものを、いかに手早く、バリエーション豊かに作るか」ということ。そのまま作っても美味しい基本レシピなのに、いく通りもの材料や調理法が紹介されているので、何度も何度も、同じレシピで違うお料理を作っていくうちに、だんだん「わが家流」栗原はるみレシピなるものが出来上がるところも、この本の魅力だと思います。栗原さんの食生活の豊かさが感じられる、まさに「選りすぐった」１冊！おすすめです。

もはやカリスマ主婦となった栗原さん。はじめは、本を手にとってもなんとなくどこがよいのかよくわかりませんでした。この本はシンプルな表紙に惹かれてだまされたと思って買ってみて、目からうろこが落ちました。なんて簡単でいて、オリジナルナリティあるれる素敵なお料理たち！新生活への贈り物にも最適です。

レシピはもちろんのこと、眺めているだけでも何となくウキウキさせてくれる本だと思います。こういう風に家族のために料理を作り、生活を自分から楽しくしようとする姿勢は素晴らしいなぁ…。
　料理は全体的に野菜が無理なく摂れる様に作られています。また、時間が無い時でも掲載されている万能たれさえあれば、パパッと作れて大助かり!!

ポークソテーバジル風味、パンナコッタ、野菜巻きかつなどがおすすめです。毎日の朝ごはんからおせち料理まで、簡単にできるレシピがたくさんあります。
栗原はるみの料理家になるきっかけやその過程も綴られています。
ただ、できあがった料理の写真のみで、作る過程の写真がないのが残念です。

うちのお気に入りは、「ごまみそ汁」。みそ汁にネリ胡麻を入れるんですが、初めてレシピを見たときは意外に思いました。今では定番です。「かぶと刺身のサラダ」は、人参と玉葱のすり下ろしが入っているドレッシングが新鮮でした。小かぶが出る頃は必ず作ります。常備菜の「ひじきのしょうが煮」は、食卓にひじきが出る回数が多くなった原因、「ソースそぼろ」は、昼食作りが面倒でなくなった原因です。「レンジゆで豚」は、料理法を聞いて驚かれることが多くて、「つくねの串焼き」は、牛蒡の歯触りが良くて、食べやすいので喜ばれます。私が最も好きなのが「スコーン」。すぐできて、ふわっと食べやすくて、一時期、スコーンを作るというとこのレシピばかりでした。