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リスト遊び―Emacsで学ぶLispの世界 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: アスキー
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:山本和彦/著 出版社名:アスキー 発売所名:角川(アスキー・メディアワークス) シリーズ名:Ascii software science Language 12 発行年月:2000年06月 関連キーワード:リストアソビ イーマツクス デ マナブ リスプ ノ セカイ アスキー ソフトウエア サイエンス ASCII SOFTWARE SCIENCE ランゲージ 12 LANGUAGE 12 りすとあそび いーまつくす で まなぶ りすぷ の せかい あすきー そふとうえあ さいえんす ASCII SOFTWARE SCIENCE らんげーじ 12 LANGUAGE 12、 アスキー あすきー、 アスキー あすきー Emacs Lispを用いて、リストや再帰的なプログラミングを理解するのに最高の言語であるLispを学ぶためのやさしい入門書。 1章 落書き帳2章 アトムとセル3章 関数遊び4章 再帰5章 より深く6章 より柔
インタプリタで対話的に試行錯誤することほど楽しいことはない。 ★★★★☆

 プログラミング言語Lispの初歩を扱った薄い小冊子。前書きに「本書の目的は、入手しやすいEmacs Lispを使って、リストの操作と再帰的なプログラミングを学ぶことです」とある。実際その通りの本で、Lisp全般を解説した入門書ではなく、「リスト操作と再帰処理」の基礎的理解のために必要となる最小限のみを重点的に解説している。しかし、Lispの入門書の多くが分厚く難しそうな本である中、初心者向けに簡潔にまとめられた(しかもとても安価な)入門書であると言って良いと思う。

 対象読者としては、Emacsをエディタとして常用しており、「仮引数」「ポインタ」「式の評価」といったプログラミング用語にまごつかない程度のプログラミング経験者が想定されている。となると、UNIX/Linuxユーザー向けかとも思ったが、Emacsなんて触ったことがないというWindowsユーザーでも(試行錯誤を楽しむ余裕さえあれば)充分対応可能な内容。厳選された内容の構成もよく考えられており、薄い本だが見た目以上に内容は濃い。

 Emacs(やMule、Meadow、xyzzy、等)あるいはCommon Lisp等の処理系を用いて、実際にプログラムを1行1行打ち込み試しながら読み進めるのが良いと思う(私自身は初めてxyzzyを試してみた。xyzzy LispはEmacs Lispとは異なるので本の通りにいかない例も数箇所あったが、大きな障壁にはならなかった)。新しいプログラミング言語を学び始めるときに、インタプリタで対話的に試行錯誤することほど楽しく、かつ基礎固めに役立つ方法はないのではないかと思う。

 ちなみに、著者は次に読むべき本として『Scheme手習い』(フリードマン・フェライセン(著) 元吉・横山(訳) 1990年 マグロウヒル出版)を挙げている。
Lispを初めて知る人向け ★★★☆☆
 著者自身が、かつて知りたかったこと、という観点で、
Lispのエッセンスを短いページにまとめている。これまで
LispやSchemeなどのプログラミング言語に全くふれたことの
ない読者にとっては、短時間で読めるので便利かもしれない。
また、Lispの zerop の 'p' の由来などの豆知識がコラムに
あり、なじみやすくしてくれる。
 しかし、これらの言語を少しでも(webなどで)かじった
ことのある読者にとっては、かなり物足りなく感じるだろう。
途中のページに、あたかも、鑑賞用と言わんばかりに
挟まっている Java のコードも無駄に感じる。
値段も、情報量に比して高めだ(この3倍の金額で、
「プログラミング言語 Scheme」など、はるかに充実した
入門書が購入できる)。ただし、Lispの仕様書というのではなく、
リストで遊ぼう、という姿勢は理解できる。プログラムって
なんやろ?というような、高校生ぐらいの読者には、
楽しく読めるかもしれない。
Lispの美しき世界への入門書 ★★★★★
何故プログラミング言語 Lisp が歴史的に残ってこられたのか。
何故プログラマーはLispを勉強することを勧められるのか。

本書を読めば、再帰処理、操作の抽象化の例を通じて
リスト処理言語Lispの美しさの一端に触れることができる。
ここで示される Lisp とその奥にある考えかたは、
他の言語でのプログラミングにも影響を与えるだろう。

ほんの少しの前提知識--.emacs の編集経験程度--は要求されるが、
良書である。

絶妙なlisp入門書 ★★★★★
本書はEmacs Lispを使用していますが、Emacs Lispの入門書ではありません。
Lispという言語で、現在もっとも入手しやすい処理系としてEmacs Lispを選択し
ているに過ぎません。

Lispというよりは、リストと再起処理の基本を学ぶための入門書です。Lisp自体
を学ぶことに今日それほど意義があるとは思えませんが、こういった概念はJava
などでの実装時にも役立ちますし、こういった処理系があることを知るというこ
ともスキルの幅を広げるにはよいきっかけではないかと思います。

また、Emacs Lispでプログラミングはしないが、.emacsのカスタマイズはする
という程度の利用者にもほどよい内容で、いままで意味もわからず呪文のように
書いていた内容が何となく理解できるようになると思います。これが私にとって
はもっとも価値がありました。