レモンさんこと、山本シュウの最新刊です。教育論というと堅苦しい印象があるのですが、結構読みやすく疲れない感じがいいです。子供との関係に悩む先生方や親御さんにかなりお薦めですね。

前作「ＰＴＡ爆談」を読んで興味を持ち、講演会で実際に話を聞きました。
講演会ではその著作に関する話はわずかで、それ以外に山ほどの
「目から鱗が落ちる話」を聞かせてもらいました。
あまりにも面白かったので、その後、２回も講演会に出かけたほどです。

その時聞いた「目から鱗」話がこの本にはギュッと詰め込まれています。
「子育て本」にカテゴライズされがちですが、「人として生きるために
必要な知恵」がたくさん入っていますので、子育て中の親御さんだけでなく、
学生さんも、バリバリのビジネスマンも、きっと楽しめると思います。

とにかく、子育て本にありがちな、「ああ、私は間違っていた・・・」
といった「落ち込むような読後感」はありません。
むしろ、「よしっ！やるぞっ！」と元気が出てくること請け合いです。

多くの子育て本を読みましたが、ここまでわかりやすく、心に響く本は
ありませんでした。一人でも多くの方に読んでいただきたいです。

ただ、できることなら、各地で講演活動をされているそうなので、
ライブで話を聞くことをオススメします！
書籍では表現できない「神業的な爆笑トーク」が堪能できます(^^)。
（なにせ、本職はラジオＤＪですから）