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江戸川乱歩全集 第12巻 悪魔の紋章 (光文社文庫)

価格: ¥1,050
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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乱歩作品の中ではイマイチ ★★★☆☆
「悪魔の紋章」は犯人のアリバイに関して、明らかに論理が破綻していて辻褄があわなくなっているのだが、なぜか明智小五郎はその事に気づかない。
乱歩の作品の中には散見される事ではあるが、ちょっと雑な感じはぬぐえない。ストーリー展開は面白いのだが推理小説と呼ぶにはお粗末なので★3つ。
乱歩作品の中では中の下くらいのランクだろう。

少年物の「少年探偵団」「妖怪博士」も収録。
子供の頃は夢中で読んだが、大人になって読むと懐かしさは感じられるものの???という点が多い。かなり興醒めする。
記憶は美化されるというが、二十面相シリーズは子供の時に夢中になった思い出のままとっておいた方がよいのかもしれない。

名探偵!! ★★★★★
明智小五郎好きなんで、全作品読んでますが、何度読んでも新鮮なんです。昭和初期ならではの、東京の雰囲気や、闇夜のおどろおどろしさ、明智小五郎や少年探偵団が悪漢を追い詰め、追い詰められる時の緊迫感!描写の細かさ、生々しさにゾクゾクしてしまいます。
タイトルの「悪魔の紋章」のほかにも、2作品収録されていて、かなりのぜいたくな一冊です。

「常人では計り知れない悪漢の悪巧みに、我らが明智小五郎が挑む!!」
この一文で心をときめかせない人はいないでしょう。