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遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)

価格: ¥460
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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ケンブリッジに行く前に。 ★★★★☆
 この夏1週間ほどケンブリッジに行く機会がありましたので、出かける前にこの「遥かなるケンブリッジ」を読んでから
出かけました。”レイシズム”つまり人種偏見ということがとても気になりましたが、1年間ケンブリッジの町で生活者として過ごされた藤原さんとたった一週間ビジターとして過ごした自分とは立場がまったく違うので心配していた”レイシズム”はまったくかんじませんでした。現地の学生や若い世代の人たちと話すといまさらそんなこと口に出すほうが恥ずかしい、という返事。
 この「遥かなるケンブリッジ」は一世代前の人たちが触れたケンブリッジですが、藤原さんの魅力的な筆力でぐいぐいとケンブリッジの世界に案内され、一気に気軽に読める一冊でした。
文章が読みやすい ★★★★★
綺麗な飾りのないすっきりとした文章。著者が数学者であるからだろう。一年いただけで、身分社会のイギリスをこうまで読みきってしまうとは、さすがだ。彼は上流社会の人の集まりに招待されたために、夜会服を新調するなど、交わろうと努力する。一方で、不良若者3人組に道で鉢合わせして、日本男児として負けられない、などと意地を張ったりする。文章が上手いだけでなく、個性がはっきりしているから、いいエッセイになっているのだろう。
若々しい視点を失わない藤原氏 ★★★★★
40代で、家族を連れて英国ケンブリッジに留学した藤原氏。

このエッセーで著者は、あたかも10代の若者が初めて英国に留学した様な新鮮な視点で英国社会・文化を描き出している。

特に、階級社会の英国の実情の把握は圧巻であり、この本は英国に留学・赴任するには事前に読んでおけば、かなり心の準備が出来るだろう。
壮年数学者の英国留学体験記 ★★★★★
本書は、平成3年10月に新潮社より単行本として刊行されたのを文庫本化したものである。文部省の長期在外研究員として1987年8月から一年間、ケンブリッジ大学に滞在し、さまざまな学者や学生たち、近所の家族たち、こどもの学校のつきあいなどを素材に、読みやすいエッセイを書いている。

読んで印象に残っているのは、本書でたびたび出てくる「ユーモア」という言葉。それは英国独特の無常観に裏打ちされている。対照的に、著者はアメリカ留学体験もあり、ついジョークを飛ばしてしまう。それを藤原夫人がたしなめる。そのやりとりは読んでいて微笑ましい。

また、日本人には理解しがたいかもしれないが英国の階級社会。まるで映画に出てくるようなデフォルメされた卑しさのままに行動する人たち。ロワークラスを煽動するかのような大衆紙。荒れた公立学校。上流の人は下流の人たちをどういうふうに見なしているのだろうなどと考えた。

同じようでいて自分たち日本人との文化の違いを意識させられたりで、読んでいて退屈しない。
VS ハーバードMBA留学記 ★★★★★
"ハーバードMBA留学記"(岩瀬大輔著)が面白かったので、
英国への留学バージョンとして知人に勧められ購入。
この2冊は比較されることもしばしば。
"ハーバード〜"は米・MBAへの留学ブログを編集したのに対し、
"〜ケンブリッジ"は英・数学科への留学体験記。
一つの本として評価したとき、こちらの方が完成度は高い。
藤原氏の数学者と思えぬ文章力には感服。
紳士だがこちらから絡むとほぐれてくれる英国文化の性質が、
はっきりと分かった気がする。
それだけではなく、時折挟まれる藤原氏独特の人生観もとても参考になった。

英国に留学したいと考えてる人に強く薦める一冊です。