下巻に入って物語は更に波乱の展開をみせていきます。かなり重い展開ですが、ライラの前向きな強さと心強い味方たちが物語を引っ張っていってくれます。この後ライラを待ち受ける危険な旅はどのように終着を迎えるのか、はかり知れない謎とは何なのか、ここまで来ると本から目を離すのがとても難しくなってきます。ところで、この作品に登場する守護精霊ダイモンという“生物”を生み出した作者の想像力の素晴らしさと、全編にわたって彼らがこの作品に及ぼす効果の見事さには唸らされます。
さて、ライラの冒険はこの後、「神秘の短剣」へと続きますが、物語はそこから大きく膨らみ始め、面白さもグンと加速していきます。

黄金の羅針盤の続編です！ライラの頭の良さ、恐怖に恐れを抱かない勇気！いろいろな力を授かります！そしてライラは追い続けたあの子を、、、
今年三月公開の映画は本書までの内容です！

人さらいにさらわれた子どもたちを助けるべく、不思議なたびに出たライラ。思いもよらない出来事に巻き込まれていくが、果たして無事に子どもたちを助け出す事はできるのでしょうか？世界的ベストセラーの後編。

下巻ではファンタジーならではの、よろいをつけたクマだとか気球乗り、空飛ぶ魔女などが登場します。クマの王が君臨する極北の地での戦いの後、ライラは謎の物質ダストを求めてライラの世界を飛び出します。

上巻を読めば絶対にこの下巻を読まずにはいられないはず。そして上巻よりもっとストーリに引き込まれます。ライラとダイモンのパンタライモンの運命はいかに！

ライラの冒険シリーズ（１）下巻です。【本の内容より】ライラの一行は北の町トロールサンドに到着した。子供たちが囚われの身となっているボルバンガーまであと少しだ。よろいをつけたクマ、気球乗り、そして空飛ぶ魔女の力を借りて、ライラは敵地へと乗り込んだ。そこでライラは、身の毛がよだつような出来事に巻き込まれる。ライラは子供たちを救出できるのか？そしてクマの王が君臨するという極北の地に無事到達できるのだろうか。

文庫本になって読みやすくなりました。

分冊になって楽しみなのがカヴァーイラスト。
上巻のライラも可愛いのですが、下巻のイオレクも雰囲気が出ていて素敵です～。
作品解説は小谷真理さん。

ライラの冒険が、いよいよ始まります♪しろクマのキャラクターがいいんですね～（＾＿＾）修羅場が一区切りしたら、またくわしく感想を書きたいと思います♪続編で出てくる少年キャラが、これまたいいんですよ♪早く続編も文庫にぜひぜひ♪すぐに出るのかしら？？