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キーポイント力学 (物理のキーポイント (1))

価格: ¥2,700
カテゴリ: 単行本
ブランド: 岩波書店
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人や目的を選ぶ ★★★☆☆
教科書のように節や章といった形がとられていないため、『どこを勉強しているのか?』『大学で習うところや習ったことに漏れはないか』など、大学生がこれだけで勉強しようとなると不安が残る。
大学での勉強目的でなかったりすれば、解説がわかりやすいと思われるので良いと思う。
人を選ぶ参考書であると思われる。
力学で学生が嫌がるであろうポイントを力説しています ★★★★★
角運動量、ポテンシャル、極座標での方程式の書き下し、剛体。
どれも食わず嫌いでいたのですが、この本を読んでコンプレックスをなくしました。
解説は分かりやすく丁寧で、またやるべきことがはっきりしていて、
たった八個のポイントだけやればよいと思うと気が楽でやる気もでてとても勉強しやすかったです。
それこそ一日で読めちゃうような本なので、一日で力学のポイントが分かっちゃうとすればそれは素晴らしいことだと思います。
また解析力学にも簡単にふれてある点もグッドです。

教科書としてはちょっと・・・ ★★☆☆☆
本書は初等力学に関する本であるがバランスにしてもちょっとこれではいただけないと思う。特定の分野を詳しく知りたいのならいいのかもしれないが教科書として使うにはこの構成では問題があると思う。
微分・積分の「意味」から教えてくれる名著 ★★★★★
理工系の大学1年生を想定した本である。

が、最初は微積分の簡単な復習から入る。これは決して無意味でことではなく、高校数学ではあまり丁寧に扱われなかった「積分の意味」をきちんと説明するという意図がこめられている。

その先は高校理系の微積分を知っていることを前提に話が進むが、逆に言えばそれ以上の前提知識は要らない。「惑星はなぜ楕円軌道を描くのか」を目標に、極座標の概念などを順番に説明していく。

あえて高度な数学技法を使わずに馬鹿正直に計算しているし、一部の式については「この結果は暗記しなくてよい、必要になったときに毎回計算すればよい」と断言しているので、面倒だが丁寧に追っていけば高校生でも難無く読める本である。

入門書として是非ともおすすめしたい。ただ、剛体がらみの話が物足りないように感じたので、不満を感じたら2冊目の教科書に進もう。この本を読んであればスムーズにステップアップできるはずである。

絶対お勧めの入門書 ★★★★★
 教科書ではないので、章・節という体裁はとっていない。8つのポイントで構成されている。ポイント2の「単振動の方程式を解こう」を理解しただけでも読者は大きな自信を得ることができるのではないだろうか。力学の本ではあるが、同時に力学に必要な数学の入門書でもある。テイラー展開のイメージをこれほどわかりやすく説明した本は初めて見た。他にも、さまざまな具体例を考察しているうちにオイラーの公式やベクトル解析に親しみを持てるようになってしまう。ベクトル解析の手法を用いたポイント5「極座標での運動方程式を書き下そう」も素晴らしい。最後のポイント8は解析力学の導入になっている。
 まずこの本を読んでから物理学の他の分野や数学の本を読むようにすれば理解が容易になると思う。
 最後に、著者自身も書いているが、「著者が力学の専門家」というのも類書にない特徴の一つだろう。(吉田先生の専門は天体力学)