よしもとばななさん、大好き。
このところはまっています。
小説も好きですが、いっぱい読んだら
みんな一緒になっちゃって、どれを読んでどれを
読んでいないのか分からなくなってきちゃった・・・。

それに比べて、エッセイはやっぱりちょっと違う。
軽く読みやすいけれど、そこにはレストラン情報や
生で見た浜崎あゆみや渡辺満里奈のことも書かれていたり、
まずいレストランのことが結構分かる程度に実名で
書かれていたり。

そして合間合間にずばっと核心を突くようなことが
書いてあってかあるく読めるけれど全然飽きない。
小説の次はこっちを制覇するぞ、と誓ったのでした。

それにしても、豪華な交友関係。
豪華なお食事。いろいろ行ってみたくなりました。
　
読者の質問に答えているコーナーも
結構まじめに答えてらして、しかも短いけど
「おぉ！」と的を得ていて、やっぱりすごいなぁ、と
一人納得しています。

追記
日記の2冊目から読み始めたので登場人物が
分からないのかな？と思ったら、
1冊目のレビューでも「登場人物が分からない」
「不親切」などの意見多いですね。
私も「奈良さん」などの一部は「はいはい」と分かるけれども
なっつとかいっぱい出てきて、誰だか全然わからない。
性別さえも。

最初はその分からなさにちらりといらっとしたけれども
「え？　女性だったの？」とか自分の想像していたものと
違ったり、あっていたり、
それさえも楽しんでいます。

よしもとばななの公式ホームページでの日記を単行本化した第二弾。
今回は妊娠が発覚するという期間の日記。（しかし最後の
20ページくらい）
妊娠前も後もとにかく出かける。仕事でもプライベートでも。
外食もする。色々な人に会う。単純に凄いと思う。

ただ、やっぱり彼女も人間で、しかも精神的な部分で色々
考える部分があるようで、読んでいると思わず応援したく
なってくる。応援してもしょうがない感じではあるのだけど。

ホームページ上での読者からの質問に対して、彼女が答える
と言う『Q＆A』も掲載されているが、この巻では約100ページにも及ぶ。
それより日記が読みたいと思うので、星2つに近い3つ。