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生成文法がわかる本

価格: ¥2,052
カテゴリ: 単行本
ブランド: 研究社出版
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難解な生成文法が身近なものに! ★★★★★
言語学界に登場した当初の生成文法(変形文法)は、大きな衝撃を
与えるものだった。それが、時を経るごとに、改定を迫られ、
どんどん複雑で難しい印象を与える、堅物となってしまった感がある。

そんな生成文法の初期の、「標準理論」が生まれた経緯から、
今のかたちの「ミニマリスト」までの流れや各理論を分かりやすく、
その問題点とともにまとめられている。

文調も口語風に書かれていて、その点でもよみやすく、とっつきやすい。
この一冊を読むことで、生成文法の輪郭が見えてくる。
生成文法を勉強したけど、よくわからなかった人や、初めて学ぶ人に
お勧めできる本である。
生成文法専門家の本ではないので注意 ★☆☆☆☆
テレビでよく見るからと言って安易に専門家でない方の本を選ぶのはどうかと思います。
著者である町田先生は生成文法がご専門ではありません。
専門家でない方が解説できるほど生成文法は簡単ではありません。
また、生成文法は常に変化改良されている理論体系なので、
専門外の方が生成文法入門書風に書いた本の内容は、
時代遅れの理論の説明や誤解に基づいた的外れな批判ばかりになっています。
こうした理由から、この本を入門書のつもりで読んでも誤った知識しか得られません。

もし本当に生成文法やチョムスキーの言語理論に興味があるならば
専門家の本を読むべきです。中でも入門としては次のものがお勧めです。

生成文法の理論の変遷や理論背景、目指しているものを理解したいなら
『生成文法の考え方』北川善久、上山あゆみ
『生成文法の企て』著:ノームチョムスキー、訳:福井直樹、辻子美保子
『自然科学としての言語学―生成文法とは何か』福井直樹

生成文法の基礎と、生成文法が他の言語研究分野とどう関わるかをざっくり理解したいなら
『言語研究入門―生成文法を学ぶために』
大津由起雄、今西典子、池内正幸、水光雅則

具体的な言語現象と用語を結びつけて理解したいなら
『生成文法の新展開―ミニマリストプログラム』中村捷
『生成文法用語辞典―チョムスキー理論の最新情報』安藤貞雄
生成文法を学ぶときいっちばん最初に出会いたかった本 ★★★★★
授業で生成文法をはじめて学んだとき「??????」となってしまい、それ以来「生成文法=?」という式が頭の中に出来上がり、トラウマにすらなっていた私ですが、‘これではいかん!’と思い直し、買ってみた本でした。まるで小さな子に説明するようにわかりやすく丁寧に説明してくれていて、トラウマを克服した気分です。さらに生成文法について知識を深めていく人にとっては物足りないかと思いますが、「生成文法ってどんなものか、簡単でいいから知りたい」人には最適だと思います。
生成文法の入門書 ★★★★★
この本は生成文法の入門書です。生成文法というとどうしても堅苦しい本が多く、読んでもなかなか理解できない本ばかりだったが、この本は著者が噛み砕いて本当に分かりやすく説明しています。この分野の本としては画期的な本です。言語学に興味ある人、またはもう一度やり直したい人にお勧めです。
生成文法、あきらめないで! ★★★★★
 これまで多くの学生が生成文法がわからずに言語学や英語学をあきらめてきたのではないかと思う。

 しかしこの本は数ある生成文法入門書の中でももっともわかりやすい。非常に砕けたタッチで書かれている。

 かといって際物的な本かといえば、そうでもない。注目すべきは、伝統学校文法や構造主義がどのような限界に行き当たり、そしてそこからなぜ生成文法が生まれ、どのうよう理論が展開していったかという言語学史的視点に立っているところだ。
 意外にこのような観点から書かれた生成文法の入門書・概説書はあまりなかったのではないか。多くは、前提としていきなり「プラトンの問題」「句構造」と展開していき、脱落者を生んでいったのではないか。

 この本を読んで生成文法という理論のの本質的意義を理解していただき、より専門的な本に進んでいっていただきたいと思う。その後生成文法にとう対して行くかは、読者諸兄にお任せする。