2002年11月、米連邦議会とブッシュ大統領は、政令により「合衆国に対するテロリスト攻撃に関する米連邦委員会」(略称、9/11委員会)を設置した。この独立・合同委員会は、9/11攻撃の事実と周辺状況を検証し、その結果得られた教訓の特定、今後のテロ攻撃に備える安全対策の勧告を目的として、調査を進めてきた。
本書は同委員会の公式最終報告書である。