待っていた第二巻。ローザンヌのコンクールがいよいよ始まります。
　やっと、六花ちゃんの魅力でもあるコンテンポラリー、振付のセンスが
描かれていて楽しい！
　他にもクール・ビューティーなローラ・チャンもそのたぐいまれな才能を
みせつけてくれて、どんどん読むのが楽しくなっていきます。

一部が面白かったので、引き続き二部も購入しました。
展開が少し遅めで、これといった印象的なシーンは少ないかな？
でもやっぱり独特の世界観は健在で、面白いことは面白いです。
六花は気が弱くてお人よし、でもやるときはやる！女の子。
ちょっとイライラすることもあるけど、その分感情移入できることも。
恋愛の方も少し期待してしまうのですが、そういう漫画ではないですよね。。
バレエの世界の厳しさを垣間見れる、ドキドキ感が好きです。
なんか、一部から比べると全体的に哀愁が漂ってるような・・・。
大人になるって、こういうことなんですね。

展開がまどろっこしいというレビューもありますが、ストーリー展開が
面白いので、私はローザンヌの臨場感をとても楽しみました。

この巻では六花がコリオグラファー（振付師）としての才能の片鱗を見せ、
そこが読んでいて一番快感でした。
傲慢と言えるほど自己主張の強い少女たちに混じって、心やさしい六花が
これからどれだけ頑張りを見せてくれるのか、期待しています。

第2部になって、ちょっと話がまどろっこしいなぁって思っていたんだけど、今回はバレエシーンも多く、いよいよ話が進んできた。
六花ちゃんがこんなに成長するなんて...
それにしてもローラ・チャンは、あの彼女なんだろうか？

第二部の１巻を読んだときは第一部よりも内容が地味に感じ、
続きを買うか迷いましたが、また２巻から面白くなってきました。
やはりテレプシコーラは第二部も全巻揃えてしまいそうです。

著者はバレエをよく調べているので感心します。
今回、ローザンヌの話が中心ですが、どうやって選考が行われて
いくのか等、かなりリアルに描かれていたので興味深かったです。

（以下、ちょっとネタばれ）


第一部で空美というバレエの天才少女がいましたが、理由もなく
突然消えて、そのまま第一部が終わったので気になっていました。
第二部で、空美らしき子？が現れたので展開が楽しみです。