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魔法使いの娘 (5) (ウィングス・コミックス)

価格: ¥557
カテゴリ: コミック
ブランド: 新書館
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そろそろアニメ化しませんか? ★★★★☆
ふと思い起こせば、デビュー間もなく『ここはグリーンウッド』と『フラワー=デストロイヤー』という2大傑作を同時期に生み出して、世のマンガマニアを唸らせながら、その後長く低迷した時期が続いた那州さん。でも、この『魔法使いの娘』で、完全にかつての勢いと輝きを取り戻したように見えます。「完全に」というのが大げさなら、少なくとも半分くらいは。それだけでも凄いことだ。

陰陽師を父親に持つ女子高生が、「絶対陰陽師にはなりたくない」という本人の意志と裏腹に、いろんな事件に巻き込まれて活躍していく話なのですが、実に面白いです。主人公は『フラワー=デストロイヤー』系の物事をはっきり言うタイプで痛快だし、脇役もそれぞれキャラが立ってるので、アニメ化したらきっと男女問わずに人気出ると思うんだけどな。特に式神の小八汰とか、大ブレイク間違いなしですよね。

ぜひ近いうちにこの作品がアニメ化され、より幅広い層の人たちにこの作品を知ってもらえたらなーと期待しています。頼むよ、ほんと。
那州さんワールド ★★★★★
 陰陽師もの……と言うと、どうしても呪文や戦いと言った面が強く出されがちな漫画が多いですが、こちらは親娘とか仲間とか、人と人との間に陰陽道があると言った作りになっていますね。

 で、それがまた面白い。

 今回の巻では、父親の仕事(陰陽師)には絶対に係わらない―――と心に決めている初音が、陰陽師に自ら係わっていく前哨戦の様なお話。

 那州さんのコミックスはこれが初めてなんですが、ほんと、続きが気になる本ですね。最後で出てきた人物とか、初音がこれから陰陽道にどう係わっていくのか……これは買い続けるしか無いです。
先が気になる〜!! ★★★★★
帯に「最新作にして最高に面白い」って書かれているんですけど、本当に面白かったです。
正直5巻まで行くと、そろそろ中だるみしてるんじゃないかって思って、読むのに気が進まなかったのですが、
5巻にして色々気になる点が出てきて、先が本当に気になります。

にしても父、無山って本当に何者なのよ〜!?人間なの!?
主人公、初音ちゃんの行く末は?
5巻の最後に出てきた助っ人って何!?(ヤクザ?)
兵吾の「しょせんは素人だよ」ていう呟きとか・・・
本当に先が読めないから、次巻も楽しみです!


いつまでも「娘」ではいられない ★★★★☆
前回あたりから、初音の「父離れ」の予感が感じられる内容になっていますが、
今回はがっつりと「父離れ」第一章 みたいなカンジで続いています。

「ここのマンション、幽霊多くない?」というのもその通り、
前に家が全焼してしまってから引っ越してきたマンションは
なんだかちょっど微妙。
そのマンションの「厄払い」(――というのはかなりヤバい)にかこつけて、
父親がしようとしたことの失敗で、不本意でありますが、「一人」になってしまった初音。
そんな彼女が「自分がなにものなのか知りたい」と思って動き始めるあたりは、
父親がきっかけではあっても、「彼女自身」の興味で動くこと。
父親に守られなくなった「娘」の自分が、いかに無力であったかを知って、
しかしそこで現状を打開しようとするのがまた初音クオリティ!
続きがまたヒッジョーにイイので、雑誌も読んでニヤニヤしてしまいます。

しかしこの話どうなるのかしら…予想が全然つきませんよ!
急展開!! ★★★★★
今まで一話完結でしたが、この巻では初めて「次巻へ続く」話になっています。
3巻で火事に遭い、いわく付きのマンションに引っ越してきた初音達。
その「いわく」の大元を祓う事になった無山は、初音に内緒でとある計画を
練っていたのですが、誤算が重なり、とんでもない事になってしまいます。
ああ、どうなってしまうんだ〜とドキドキしつつも悩ましく、続きが気になって仕方がない、第5巻です。
(漫画雑誌を買わなくなって久しい私ですが、この続きを
読みたくなってウィングスを購入してしまいました)