両親を亡くした少女ヒナウに慕われるライダーマンは、
自分の犯した罪と再び立ち向かう決意をします。
ふるさとに戻ったアマゾンは持ち前である裏表のない誠実さで、
孤独な天才少年ビクトルの心を開きます。
変身後は言葉を発しないアマゾンと、
彼をかばうために本心とは裏腹な言葉を発するビクトル。
言葉によらない彼らの友情の表現が秀逸です。
Xライダーの回はオトナばかりの登場ですが、
グレコじいさんと神圭介はどちらも、
海で肉親をなくした辛い過去をもつことを絆に変えていきます。
ちょっと大判の版型なので、
お父さんとチビッ子でいっしょに読むのもおすすめ。
ダイナミックなアクションがいっぱいな上、なんと、
アマゾンの作画にはさなるにこだわりが。
ファンブック「受け継がれる魂」でも紹介されているのですが、
TVシリーズのビデオを何度となくチェックした成果として、
あのマダラ模様はテキトウではなく、どこの角度から見ても
ほんもののアマゾンなのです。
第6話「右腕の記憶」(ライダーマン)、第7・8話「機鎧(きかい)の海」前後編(Xライダー)、第9・10話「密林の破壊神」前後編(アマゾンライダー)の3エピソード、5回分を収録。