Ashtanga Yoga - An Active Practice, Introductory Poses [DVD] [Import]
価格: ¥1,692
『Yoga Journal's Ashtanga Yoga(ヨガジャーナルのアシュタンガ・ヨガ): An Active Practice, Introductory Poses』は、世間に出回っているありとあらゆる(出回りすぎているともいえる)ヨガビデオとは一線を画している。「時間に追われている人のためのワークアウト」とか「減量向け、リラクゼーション向け、背筋、腹筋」のトレーニングといったテーマではなく、アシュタンガ・ヨガの厳格なメソッドにそって、初心者向けに正攻法で伝統的なアーサナ(ポーズ)を紹介している。アシュタンガ・ヨガは「呼吸と連動する動き」によって途切れることなく流れるようにポーズからポーズへと動きつつ、意識を内側に向けることに重きを置いている。「ヨガの人気ポーズ」を組み合わせたストレッチビデオではなく、とても具体的なトレーニング法を紹介した作品である。チャントを唱えながら英雄のポーズをとるところから始まり、インストラクターのニッキー・ドーンが彼女に続いて繰り返すようにと指導する。風光明媚なハワイの岩礁の上に立ったニッキーが、おなじみの戦士のポーズ、プランクのポーズ、ダウンワードドッグのポーズを含む太陽礼拝のポーズABを、最初の2つの動きとしてゆっくりと実演してみせる。彼女の指導法と発声はパトリシア・ウォルドンやスザンヌ・ディーソンのように、夢にいざなうような眠りを誘うようなものとはほど遠い。ドーンは力強くて厳しいくらいの声で沈黙を時々破っては、見事な強靭な肉体でポーズをとってみせ、観ている者を「活動的に」する。プランクのポーズからアップワードドッグのポーズまで何回ドーンがプッシュアップしているのか、観ている者は途中から数え切れなくなる。60分間の映像ではウジャイ呼吸と、おなじみの太陽礼拝のポーズからいくつかをざっと紹介しており、目覚ましのための簡単な映像としても、非常に基礎的なヨガのポーズの入門映像としても役立つ。アシュタンガ・ヨガのフローを実践するためのしっかりした手引きである本作を観れば、次のステップに進む準備は万全となる。(Gilia Angell, Amazon.com)