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少年は荒野をめざす 4 (集英社文庫(コミック版))

価格: ¥45
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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吉野作品で一番好きな話 ★★★★★
主人公は、今の自分は別の人間の人生であるような空虚感を抱えている少女。
その虚ろを埋める為に彼女は小説を書き、小説家となった。
ある時、彼女は闊達に走る少年と出会う。
その少年の姿こそ、夢の記憶に置き去りにした自分そのものの姿であった。
彼女の衝撃は、やがて何所へと向かって走るのか?
また彼女を映した少年は?という話。

せーしゅん群像というモノでしょう。いや若い、若い。
夢と現実と。また記憶と未来と。そして自分と他者と。
それらを希薄に感じることが出来る年令ならではの内容であると思う。
所詮別モンだよ…っつー台詞を、疑いもなく口に出来るよーな、
そんなみっともない大人になってはいけませんな。
私は「私を憶えていてね」という台詞が、今からでもいいので欲しい大人へと育った。
誰か言ってくれ。