待ってました!
★★★★★
なんと3年ぶりの最新刊なのですね!
でも期待に違わず、非常に良かったです。
柳沢家の飼い猫・タマちゃんを使いこなす(?)ワイルドな猫のお話や、
激プリティなメールを送るヤクザのお話などとても楽しかったですねー!
それから、周りの人間に対してずば抜けた観察眼を持った少年が
大人になって選んだ職業とは・・・?というお話も非常に印象的でした。
柳沢教授というキャラクターが語る言葉や言動にはハッとさせられる事が多いです。
例えばこの巻では、”人の言葉に傷つく”という占いに対する
「”傷つく”? 私は人の言葉で何かを発見こそすれ、傷ついたことなどない」
というセリフや、
あるいは論文を提出しなかった学生に対して罰するという概念がなく、
誰に対しても既成概念にとらわれずに付き合い、共に学び続けていこうとする真摯な姿勢。
こんな先生が世の中にたくさんいたら素敵だなあ・・・とついつい思ってしまいます。
ユーモアがあって楽しい中で、とても大事な事を学ばせてくれる、素晴らしいマンガだと思います。
一人でも多くの人に読んでほしいですね!
天才、健在!
★★★★★
てっきり連載終了したものと思い込んでいましたので、棚ボタ気分でうれしいです。
この作品は、私の人生観、世界観に大きな影響を及ぼし、今の私の考え方を語る上で
斬っても切り離せない作品です。
ヒトが自分達に都合良く作り出した常識や世間体を廃し、事象について根本的な理由を
求め続ける柳沢教授。それは、子供の頃から変わらず持ち続ける好奇心が原動力です。
今回は、「頭が良くない」と言われてしまいましたが、矢田少年にとっての頭の良し悪しは
勉強ができるできないではなく、人生に対する要領の良さだったのではないでしょうか?
ヒトの世のいろんな出来事について、根本を考え、論理的に解決する。理解する。
そうして、得た根本は真理とも言えると思います。
本作品が終わりを迎えるとき、それは山下和美が全てに興味を失うとき、
または全てに通じる真理にたどり着いてしまったとき。なのではないでしょうか?
「柳沢くんはそんなに頭が良くない。」
★★★★★
・・・とは小学校の同級生の言葉。教授は同窓会の度に彼の姿を探し、彼がどんな人生を歩んだかをあれこれ想像してきました。私も想像しました。そして答はドンピシャリ。
このシリーズの第1巻では今ひとつ面白さが伝わらなかったのに、巻を追う毎に教授の日常から目が離せなくなりました。
3年ぶりに出たこの25巻、華子ちゃんは相変わらずおじいちゃんと大人の話。何と!この巻で教授は「携帯」の研究を始めました。
疑問を感じたら子供のようにしつこくくいさがり考え詰める教授。当たり前だと思っていた日常のあれこれに思いがけない光が当たります。どの巻から読んでも楽しめますが、できたら全巻通して読むのをお奨めします。
いつまでも変わらぬやさしい世界
★★★★☆
前巻から3年ぶりの刊行だそうです。
というよりも、自分がこの漫画を読み始めて軽く10年以上経ったことに改めて驚かされます。
十年一昔といいますが、そのぶん年をとった自分に対し、
作中人物達は当時のままです。
教授がデコメールを使いこなすようになっても、
ヒロミツは相変わらずのパンクスタイルで
キャンパスを闊歩しているという世界観。
人によっては本巻にしても、これまでのエピソードの焼き直しに過ぎない、
という向きもあるかもしれません。
しかし、そのことを云々いう段階はとうに過ぎたと思います。
普段は意識してなくても、ある時、教授達の世界が変わらずあることを知り、しみじみ嬉しい―。
それが巻数とともに年をとってきた者の感慨です。
これからも、大人のための良質なファンタジーであってほしい。
あ〜待ち遠しかったわよ〜!!
★★★★★
3年ぶりの新刊!本当に待ってましたわ。
いつもこの漫画にはホッコリした気分にさせられます。
どの話を読んでも何かしら心に残るものがあります。
読む人によって受け取るものは違うのかもしれないけど
読んだことない人は騙されたと思って一度読んでみて欲しい。
山下和美さんの作品の中で一番の名作だと思っています。
余談ですが柳沢教授のモデルだった山下和美さんのお父様が亡くなったそうです。
お父様ご自身がモデルとなっている、自分の娘の作品を一度も読まずに・・・・。
なんだかとっても柳沢教授のモデルらしい生き方だなと思いました。
待ってました!
★★★★★
なんと3年ぶりの最新刊なのですね!
でも期待に違わず、非常に良かったです。
柳沢家の飼い猫・タマちゃんを使いこなす(?)ワイルドな猫のお話や、
激プリティなメールを送るヤクザのお話などとても楽しかったですねー!
それから、周りの人間に対してずば抜けた観察眼を持った少年が
大人になって選んだ職業とは・・・?というお話も非常に印象的でした。
柳沢教授というキャラクターが語る言葉や言動にはハッとさせられる事が多いです。
例えばこの巻では、”人の言葉に傷つく”という占いに対する
「”傷つく”? 私は人の言葉で何かを発見こそすれ、傷ついたことなどない」
というセリフや、
あるいは論文を提出しなかった学生に対して罰するという概念がなく、
誰に対しても既成概念にとらわれずに付き合い、共に学び続けていこうとする真摯な姿勢。
こんな先生が世の中にたくさんいたら素敵だなあ・・・とついつい思ってしまいます。
ユーモアがあって楽しい中で、とても大事な事を学ばせてくれる、素晴らしいマンガだと思います。
一人でも多くの人に読んでほしいですね!
天才、健在!
★★★★★
てっきり連載終了したものと思い込んでいましたので、棚ボタ気分でうれしいです。
この作品は、私の人生観、世界観に大きな影響を及ぼし、今の私の考え方を語る上で
斬っても切り離せない作品です。
ヒトが自分達に都合良く作り出した常識や世間体を廃し、事象について根本的な理由を
求め続ける柳沢教授。それは、子供の頃から変わらず持ち続ける好奇心が原動力です。
今回は、「頭が良くない」と言われてしまいましたが、矢田少年にとっての頭の良し悪しは
勉強ができるできないではなく、人生に対する要領の良さだったのではないでしょうか?
ヒトの世のいろんな出来事について、根本を考え、論理的に解決する。理解する。
そうして、得た根本は真理とも言えると思います。
本作品が終わりを迎えるとき、それは山下和美が全てに興味を失うとき、
または全てに通じる真理にたどり着いてしまったとき。なのではないでしょうか?
「柳沢くんはそんなに頭が良くない。」
★★★★★
・・・とは小学校の同級生の言葉。教授は同窓会の度に彼の姿を探し、彼がどんな人生を歩んだかをあれこれ想像してきました。私も想像しました。そして答はドンピシャリ。
このシリーズの第1巻では今ひとつ面白さが伝わらなかったのに、巻を追う毎に教授の日常から目が離せなくなりました。
3年ぶりに出たこの25巻、華子ちゃんは相変わらずおじいちゃんと大人の話。何と!この巻で教授は「携帯」の研究を始めました。
疑問を感じたら子供のようにしつこくくいさがり考え詰める教授。当たり前だと思っていた日常のあれこれに思いがけない光が当たります。どの巻から読んでも楽しめますが、できたら全巻通して読むのをお奨めします。
いつまでも変わらぬやさしい世界
★★★★☆
前巻から3年ぶりの刊行だそうです。
というよりも、自分がこの漫画を読み始めて軽く10年以上経ったことに改めて驚かされます。
十年一昔といいますが、そのぶん年をとった自分に対し、
作中人物達は当時のままです。
教授がデコメールを使いこなすようになっても、
ヒロミツは相変わらずのパンクスタイルで
キャンパスを闊歩しているという世界観。
人によっては本巻にしても、これまでのエピソードの焼き直しに過ぎない、
という向きもあるかもしれません。
しかし、そのことを云々いう段階はとうに過ぎたと思います。
普段は意識してなくても、ある時、教授達の世界が変わらずあることを知り、しみじみ嬉しい―。
それが巻数とともに年をとってきた者の感慨です。
これからも、大人のための良質なファンタジーであってほしい。
あ〜待ち遠しかったわよ〜!!
★★★★★
3年ぶりの新刊!本当に待ってましたわ。
いつもこの漫画にはホッコリした気分にさせられます。
どの話を読んでも何かしら心に残るものがあります。
読む人によって受け取るものは違うのかもしれないけど
読んだことない人は騙されたと思って一度読んでみて欲しい。
山下和美さんの作品の中で一番の名作だと思っています。
余談ですが柳沢教授のモデルだった山下和美さんのお父様が亡くなったそうです。
お父様ご自身がモデルとなっている、自分の娘の作品を一度も読まずに・・・・。
なんだかとっても柳沢教授のモデルらしい生き方だなと思いました。