講談社･週刊少年マガジン連載/森川ジョージの
｢はじめの一歩｣第827〜836話を収録したコミックス87巻です｡
(総合6/10点)

前巻感じた､早期決着の雰囲気はやはり途切れ､
体力面､カウンターへの異常なこだわりと精密正確さが
仇となった宮田の脆さが曝け出された感が強いです｡

かつて一撃必殺を誇ったジョルトや､絶妙な騙しから入る
ライトクロスの打ち下ろしは凄いものの､
正直､拳が軽いだけにカウンター一発で
それほど局面が変えられるものかと疑問に感じる面も多々ありました｡

ただ､一歩がインファイトに特化し､
それ以外の戦い方が出来ない様に宮田の執着が
過去を乗り越えられるのかという局面を期待してしまいます｡
(クロコダイル戦のような流れになるような気もしますが｡)

あと､前巻同様に沢村が良い解説役になっていたのが好印象でした｡
サウスパー対策など今まで劇中ではあまり
きめ細かく語られなかっただけに非常に勉強になります｡
こういうボクシングに対する造詣の深さも本作の魅力ですね｡

Round 827 天下一品〜Round 836 異変!?

宮田の戦い方に惚れた。

自分が減量でスタミナがないことを承知で、己を犠牲にしてまで
カウンターをとりにいく姿勢にしびれた。

ランディーが宮田を天使に見えたのが笑えた＾＾。

８７巻後半はあまりにも痛々しくて、こっちらも読むのがしんどかった。
でも早く次巻が読みたい！！！！

一歩の表紙が中身とあまりにもイメージに合わなかったのが、残念。

全編宮田対ランディーjrの戦いです。
折り返し地点くらいにはきたのかもしれませんが
次巻も全編宮田戦でしょう
流れは宮田優勢から暗雲が立ち込め始めたあたりまで


できれば、この戦いが終わった後、一歩との決着もつけて、ライト級くらいに階級をあげた万全の状態の宮田をみてみたいです。

宮田の魅力全開の87巻です!


鷹村がホーク戦でみせたスピード地獄を宮田が使用!かなり速い!
そしてジョルト炸裂!


この試合熱すぎる!
コミック派の俺としては宮田かランディーどっち勝つかわかんね!


このままいつまでも続いて欲しいはじめの一歩!目指せ100巻