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七色いんこ (1) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)

価格: ¥590
カテゴリ: 文庫
ブランド: 秋田書店
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最高! ★★★★★
昔から何度も読み返している、お気に入りの作品です。
そのワリに、あまり知られていないのが残念。。。

手塚先生の知識の豊富さに感動し、意外な展開に驚き、
何度読んでも飽きません!
とにかく楽しい! ★★★★★
こんな人あまりいないと思いますが、現在読んだ手塚作品の中で一番好きです。哲学的な手塚治虫もいいですが、それを面白く読ませるところこそ天才性の発揮どころです。面白さで見たらこの作品は最高です!いんこと千里刑事のかわいさ!手塚治虫の描くプロってすごく魅力的です。
全巻を読んでこその素晴らしさ…当たり前か(笑) ★★★★★
 1つ1つのストーリーは読み切りで、それぞれに元にしている劇のストーリーがあるのだが、そのストーリーを描く事が目的なのではなく、それを内包しつつ、七色いんこの奇怪な活躍で一層独特な手塚世界を築いている。つまり七色いんこによって原作と、原作とは関係ないコメディタッチなストーリーとが、いわば複合的に展開していくのだ。そして、最後は…、いんこのそれまでの素性が全て明かされて、それまでの彼の行動の意味に説得力を与える。物語り1つ1つと、5巻の終章とが、最後になってつながり、初めて読み切った満足感が得られるのである。
 原作のストーリーを知らなくても楽しめるし、いくつかは、これをきっかけに原作を読みたくもなった。
 漫画は滅多に読まないが、このような構成感は、まるで大きな交響曲にさえ匹敵するのでは?と思った。少なくとも漫画を書き始めるときに、こういう構成が最初から得られているとしたら、手塚はモーツァルト?
高度成長期の幽霊 ★★★★★
現代人とりわけ「負け組」(こんな汚らわしい新語は使うべきではないが)に一番足りないもの、は、演技力だといえないか。
七色いんこはたしかに凄すぎるにしても、現在「七色いんこ」的であることは、理想というより現実、「生の条件」である。
ぼくたちは現代都市において、ダイコンであれいわば「俳優」であるほかないからだ。
それにしても25年以上前の予言とは思えない。やはり作者は神様であった。
代役専門のどろぼう役者。それは正に、転々と漂流せざるをえないフリーターや日雇い派遣労働者の姿そのものではないか。
われわれはいまこそこの漫画を読まねばならない。そして強かな演技力を身につけて都市のほころびにリゾーム状に侵入し、ふてぶてしく時給を泥棒せねばならない!
傑作です! ★★★★★
小学生の頃 図書館に置いてあって暇さえあれば読んでいました
幼かったので演劇の知識など皆無でしたが、深い感銘を受けたのを覚えてます。

七色いんこの何を考えているか分からない隠れた素顔も然る事ながら
あのおちゃめなキャラがより一層盛り上げてくれます。
可愛くて逞しい刑事さんも好きです

この巻の「電話」「ガラスの動物園」というお話は特に良かったです
親に縛られている子供の姿や葛藤がよく描かれていて素敵でした。
手塚治虫の主張や愚痴が時々こぼれてて、それが良い味を出してます