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バガボンド(28)(モーニングKC)

価格: ¥560
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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沢庵 ★★★★★
たくあんを民の飢えを癒すために考案したと言われる、沢庵。その傲慢にも見える、言動がいい。
彼の視座は、仏の慈悲。武蔵のそれは、天下無双。そのぶつかり合いがよい。
ちなみに、沢庵は紫衣事件の時、流罪となっている。後水尾天皇が高僧へ与えた紫衣の授与を、幕府が取り消すと、沢庵は抗議をした。力で人の心の支えに踏み込むことを、潔しと彼はしなかったのでしょう。しかし、結果、その視座は逆手に取られてしまう。天皇は退位し、徳川の血を引く明正天皇が即位。武公共に、徳川の血で固める口実とされてしまうのでした。また、本阿弥光悦は、当時「芸術村」を創ったようです。

おつうと又八 ★★★★★
何となく脇役に注目してしまう漫画です。武蔵も魅力的なんですが、又八がどう自分の人生に折り合いを付けていくのか、が見所だったりします。
大河では、確か商売人になってましたよね。そして、朱美と夫婦になってたような。
だとすると、又八が朱美をどう救ってあげるのかが楽しみです。
でも、大河とちょっと話違うし、清十郎のキャラからして違うし、どうだろう。又八と朱美くっつくのかな?

おつうさん、すっごく可愛いですよね。武蔵を好きになったばっかりに、と思わずにはいられませんが。 それにしても、武蔵は純愛だな、と思ったり。
武蔵が抱き締める女性はおつうさんだけでしょう。
小次郎は女なら誰でもよさげですね。
おつうさんが幸せになってほしいと願うばかりです。
七十人斬りの果てに ★★★★★
冒頭、辻風黄平と佐々木小次郎の対峙のシーンが見れて嬉しかった。
時系列的には随分前の話だが、短い中にも言葉なく切りあうこのシーンが、場面転換としていい効果になっている。

また、七十人斬りという果てしない闘いのあと、一転した本巻の静かな時間の流れは、
前の巻が"動"の巻であっただけに、かえってあの七十人斬りの凄まじさの余韻を残す。

武蔵の治療にあたるおつう、武蔵に剣を捨てさせる決断をせまる沢庵、
武蔵と自分を比較し続ける又八、武蔵の噂に武者震いする剣豪たちなど、
武蔵を軸にした人間模様が展開する。

言葉少ないながらも伝わってくるおつうの気持、
沢庵から足のことを言われたあと無言で剣を握る武蔵など、
表情で多くのことが語られるのもバガボンドのすごさ。

七十人斬りの果てに武蔵は何を失い、何を手に入れるのか…。
バガボンド 最高! ★★★★★
本当に毎回毎回楽しみにしている。

自分はモーニングは読まずに、単行本をひたすら待つタイプです。

半年ぐらい待つことになるから、忘れたころに出てくる、でも30分で読んでしまうので、又半年待つのが辛い・・・。

NHK大河ドラマの宮本武蔵(海老蔵だったか)も最後まで見るくらい宮本武蔵や竜馬のファンなんです。

2010年の竜馬伝はもう今から楽しみで…福山でよかった。キムタクだとなんかねえ。とにかくリアルヒーロ大好きなんで。

出来れば映画化してくれないかな、バガボンド。
戦いの後にあるものは・・・ ★★★★★
前巻までの地獄のような戦いを終えた武蔵を待っていたのは、沢庵からのキツい問いかけ。夢に見たおつうとの再会の喜びに素直に浸ることもなく、体の傷も癒える前に役人に連れられていく。それにしてもこの役人、70人を斬った者を捕まえに8人で来るとはあきれる。小次郎と辻風黄平とのからみ、又八の語り、全国を駆け巡る武蔵の噂に反応するつわものたちなど前巻までとはうって変わっての展開の早さ。ドラマチックで引き込まれる。