90を切るきっかけになる本
★★★★★
本書はタイトルの通り“90を切る”ための基本(コースマネージメント,練習方法など)を
倉本プロがシンプルでわかりやすい語り口で教えてくれている。スコアアップのための必読書である。
「まずは基本を知って,それができてみて,それから『あなたの好きなようにアレンジしてください』ということになるわけです」
と語られているように,まずは基本を知ることが大事。
それがわかれば「ナイスショットがなくても,芯にボールが当たらなくても90を切れる」という内容である。
本書の核心を一言でいえば「ボギーオンのセンター狙い。これを基本にゴルフを組み立てていく。
自分のレベルにあったゴルフで組み立てる」ということである。
そのための技術,考え方など大事なことが内容豊富に語られている。
第1章 90を切るラウンド術
第2章 90を切る飛ばし術
第3章 90を切るアプローチ術
第4章 90を切るバンカーショット
第5章 90を切るパット術
第6章 90を切るアイアンショット
第7章 90を切るグリップとアドレス
第8章 90を切る本質的練習法
最終章 80を切るゴルフ
倉本プロを指導した福井康雄先生について「ゴルフをごくごくシンプルに教えてくださった先生ですね。
生徒が迷うようなことは一切おっしゃらない。ゴルフを複雑なものにせず,単純なものとしてとらえさせてくださいました」
と語られている。倉本プロの指導も同様に,まったく迷いがなくシンプルである。
本書から基本を学び,練習を積んで,他書も参考にすれば非常に効果があがると思う。
コース攻略の考え方を指南
★★★★★
ゴルフ書には、技術論から入るものが多く、打ち方そのものを教えるものが多い。この本はコース攻略から考える技術論を展開しており、すべてがコースでスコアをまとめるという目的から技術論を示している。異色であるが本質だろう。自分の練習もこれまでは、練習場のためのものであったが、本書を読んでコースをイメージしながら練習するようになり、スコアも90を切るようになった。感謝である。
また、そのなかで倉本氏は再三ボールの芯をとらえることを強調しており、すべてのショットに共通する真理もしっかりと教えている。会話形式で展開されているのも読みやすい。
本当のことが語られています
★★★★★
この本に書かれている通りの事を実践してみました。
あれほど、苦労してもなかなか出なかった90台が普通に出るようになり、
3ヶ月程で80台に手が届きました。
練習したのは100Y以内の距離感だけ。
びっくりしました。80台は考え方ですね。
アベレージゴルファーへの贈り物
★★★★☆
倉本昌弘と「書斎のゴルフ」の編集者(平均スコア90台らしい)の対談集
プロは飛ばさず、無理に寄せず、危険を回避しいわゆるアマチュアにとっては面白くないゴルフをしている。
アプローチの練習を徹底的に。バンカーでも特に変わったショットを打つ必要はない。
たまには、ゴルフ場でスコアをつけずにラウンドしてみては。
パターはインからインに動くのが当たり前
レッスンプロにつきなさい等々。。
90台前後でうろうろしているアベレージゴルファーの疑問に答える内容となっている。
結論:やはり練習を重ねるしかないようです