普段ヒップホップはほとんど聴かない僕だけど、
『ズィンガラマドゥーニ』なら聴く。
これがヒップホップ？

なぜか、静謐で、荘重なイメージをもつ。
そして、なんていってもインテリジェント。
印象的なカヴァージャケット。

アフリカンの要素色濃くも、メロディが秀逸。
5曲目の「Africa's inside me」は至曲です。(至極の曲）

ベスト盤も買ったことあるんだけど売ってしまった。
でも、これは売れない。
みんなが書いているようにHIP-HOP聞かない人（それは私）にも楽しめるすばらしいアルバムです。
簡単に言うと「生きている」と言うことです。
すべてのLIVEなMUSICが目指している境地に達しています。

ちなみに私の良く聞く音楽がエレクロリカやクリックテクノだったりしても、そんなこと関係ありません。
アフリカの精神性？も英語の苦手な人（それは私）には直接は通じませんが、
そんなんも関係無しです。

生きている人（たち）の、良い音楽
です。

とりあえずＥＡＳＥ ＭＹ ＭＩＮＤのプリモミックスのためだけに買ってもいいぐらいこの曲はアブないですね。ちなみに私今現在２７歳なんですけど、知り合いの５０歳近くのおっさんまでもが愛聴版としてリストアップしてました。その人はもちろんＨＩＰ ＨＯＰに全く興味ないらしいんだけど、そんな人でも認めちゃう、とにかく「いい音」満載の作品です。」

ジャンルを超えて音楽の好きな人には最高のアルバムの一つになると思います。ラップというよりアフリカの精神をもった近代アフリカ音楽といえるでしょう。また、聞こえてくる歌詞には彼らの文化がみえ、自由、かつ哲学的なその内容を詩人的coolな言葉で表現したという、やはり超一流アーティストの最高のアルバムだと思います。