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大正天皇 (朝日選書)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: 朝日新聞社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:原武史/著 出版社名:朝日新聞出版 シリーズ名:朝日選書 663 発行年月:2000年11月 関連キーワード:タイシヨウ テンノウ アサヒ センシヨ 663 たいしよう てんのう あさひ せんしよ 663、 アサヒシンブンシユツパン 0042 あさひしんぶんしゆつぱん 0042、 アサヒシンブンシユツパン 0042 あさひしんぶんしゆつぱん 0042 「遠眼鏡事件」は真実か?明治と昭和のはざまに埋もれた悲劇の天皇像がいま明かされる。 序章 悲劇の天皇第2章 結婚まで第3章 はつらつと全国を回る第4章 天皇に代わって全国を回る第5章 巡啓スタイルを確立する第6章 天皇になる終章 「昭和」の幕開け
駄作 ★☆☆☆☆
この著者は陰謀臭い。読む価値なし。だって勉強して無いもん。まずはいろいろ調べようね。ちゃんと。本出す責任考えてね。ちゃんと出来るかな?
全国をめぐる天皇 ★★★★☆
 タイトルを『大正天皇』としては失敗だろう。実際には、その生涯をたどるというよりは、皇太子時代に行った全国各地への巡啓・行啓を紹介したもの。私はまさにこのあたりのことが知りたかったので、非常に面白く読むことが出来た。
 巡幸・行幸(巡啓・行啓)は、明治・大正・昭和と3人の天皇が特に力を入れた政策であった。しかし、その目的は異なった。明治天皇の場合には江戸から明治への混乱を収めるためだったし、昭和天皇の場合はナショナリズムの昂進と切り離すことが出来ない。では、大正天皇はどうだったのか。著者は非常に人間くさく解釈している。この問題は大正天皇の人格理解と結びついているのだが、著者のイメージをそのまま受け入れてしまうのは危険だろう。
 とはいえ、研究の少ない大正天皇であり、貴重な一冊であることは間違いない。
大正天皇とは誰か ★★★★☆
昭和大喪は時代の移り変わりであるとともに、様々な論議を呼んだ。この時代
を大人として過ぎた人々には様々な想いが交錯したようである。
原氏も、そんな一人で、新聞記者として取材して、「近代天皇制」を問う端緒
を得た。
そんな中で、管見の限り、大正天皇という人物に直接焦点を当てた先行研究は
本書以前にはなかった。Amazonでは著者名による索引ができるので、原氏が
どのような著作を残しているかは分かると思うが、本書の眼目は皇太子時代の
巡啓の実態に迫る手がかりを残したことである。パイオニアたる宿命で、伊藤
之雄氏などから批判を浴びてはいるものの、元新聞記者らしく、人に読みやす
いということを自然と心がけた名著と言えるであろう。
私たちは「遠眼鏡事件」しか大正天皇を知らないのであるから。
一種の陰謀史観 ★☆☆☆☆
 この人の一連の皇室典範についての発言を読むたび、いつもイライラさせられた。ある時は、リベラルなケネス・ルオフに共感したふりをするる。また、ある時は保守の福田和也をおだてまくる。
 さらには、私事である皇室祭祀をやたらミステリアスにして、それには介入する権限がない皇室典範についての有識者会議の議論が底が浅いと脅す。まるで、節操というものが感じられないからである。
 遅まきながら、この本を読んで、著者の真意がよく分かった。
 「天皇押し込め」説を現代版として主張しているだけの話だからである。
 大正天皇は、明治天皇とは違った資質の持ち主ではあるが、時の為政者にとっては、御しにくかったのは当たり前のことである。やはり、精神がどこかで病んでいたか、天皇という存在には向かなかったのは確かだからだ。それを「押し込め説」で説明したり、現代の水位から裁断するのは、歴史学者として公正な態度と言えない。かといって、私は大正天皇が嫌いではない。
 この人が常に言いたがっているのは、政府による「陰謀史観」としかみられない。皇室を食い物として商売に励んでいる点では、民族派の学者と大差ない。
 この本については、最後まで読みはしたものの、大正天皇の行啓を延々と綴っているだけで、退屈きわまりなかった。
現代風な駄作 ★☆☆☆☆
 延々と大正天皇の巡幸を書いているだけで退屈した。
 大正天皇の人格そのものは興味深いが、彼と真性天皇制との違和感を見つけようということを、ことさらクローズアップする姿勢そのものに、学者としての不公正さが感じられた。
 大正天皇を通して、個人と制度の軋轢を書こうという態度が見え見えの著書なのである。著者は、今、あちこちで、ご立派な発言をなさっているようだが、もう少し、自らに謙虚気になられたほうがよろしかろう。昨今の様々な天皇論を読んでみたが、本書を通して得るものは何もなかった。
 天皇論の殆どは駄作だが、現代版のもっともらしい駄作の典型である。