紅天女のテストを受けられることになったマヤ。しかし、その嬉しさとは裏腹に、紫のバラの人が速水さんだとしって、憎んでいた人が、慕っていた人だったことで、それに苦悩することにまります。

その気持ちを引き摺ったまま、紅天女の里に亜弓と向かいます。そこで待っていた月影先生のテストに挑戦することになります。

紅天女の里が、物凄く綺麗です。実際にあんな土地があったら、行ってみたいですね。

　学校演劇のロボットの役で大成功を納めたマヤもついに高校を卒業することに・・・・
　紅天女の上演権を姫川亜弓に譲ることを公言した月影、２年後にマヤが芸術大賞か最優秀演技賞を取るかしなければそのまま亜弓が紅天女を演じることになるというものです。
　あっという間に通り過ぎた高校生活という印象ですが、ガラスの仮面全体で時の流れを掴むのはかなり難しい技です。こういった季節や年を表現するイベントがあると多少は分かりやすくなる気がします。話の流れをつかみたいマニアはいろいろ考えます。２月生まれのマヤが卒業した時点で１８歳、２年後の紅天女の期限の時には２０歳になることが分かります。こういった点に注意しながら読むと面白いものがありますが、時々というか計算が合わないこともたまにあるようです。

　目玉は後継者の発表！？と，月影先生究極の愛と亜弓の超絶技巧｡
亜弓さん、１８歳･･･と言うより，人間じゃありません(笑)
でも努力の賜物だと本人は言ってます。回想シーンで，亜弓さんの幼少時が可愛いんですが
切ないし、ツライ･･･。やっぱり苦労してたんですね；；
でも強い。この人のスパッと斬れる言動大好きです＾O＾スッキリしますよね。

　マヤもとうとう高校卒業です。紫のバラの人の正体がばれちゃうの！？ってな場面も；
そして新たな美形が登場ｖｖそうそう、真澄さまの神出鬼没な謎も分かるかも？
どきどきな２０巻８(＞＜)８

現在もまだ完結していないこの物語は、何年たっても色あせることなく、人を惹きつけてやみません。
少女漫画を読むなら、避けては通れないこの漫画。
平凡そうで素晴らしい才能を持った少女、そして恵まれた環境にある美貌の宿敵。汗と涙と青春と、そして愛の物語です。