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プルターク英雄伝 (潮文学ライブラリー)

価格: ¥1,543
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 潮出版社
Amazon.co.jpで確認
人名・地名の英語表記は読むうえで致命的 ★☆☆☆☆
アゼンスってどこかわかります? ザークシーズって誰ですか?
アテネとクセルクセスです。
私はカスタマーレビューを見ないで購入して後悔してます。











塩野七生ファンにはつらい、昭和9年からの新版刊行本 ★★☆☆☆
 塩野七生の「ローマ人の物語」の愛読者です。その参考文献紹介
のプルターク英雄列伝に関する記述が興味をそそったので購入しま
した。
 しかし、登場人物が英語読みで、誰が誰だか分からなくなり、
「ローマ人の物語」と「プルターク英雄伝」を読み比べるハメになり
ました。せめて注などあれば…という感じです。
 本書中でシセロとあるのはキケロ、ケートーはカトーのことだと
有名な人物は、行動や因果関係で判別つきますが、フェーヴァーニ
アースとかになるともう誰なのだか。
 また、護民官が「保民官」、剣闘士が「力士」、月桂樹の冠が
「花鬘(はなかつら)」と翻訳されており、世界史の教科書で定着
してる用語と異なる訳があるのはまだしも、日本固有であってロー
マにはないものに意訳されている箇所があり、ローマという世界観
から逸脱したものを感じ、ゲンナリすることもありました。
 そして何より、言葉づかいが古く、現代では使わない漢字も多く
旧日本軍関連の書物を読んでいる気分になります。そいうった事
態をさけるために数冊ある翻訳本のなかから2000年初版とある本書
を選んだのですが、訳者の前書きが昭和9年4月でした。3回目の新
版刊行の挨拶が1972年とありました。古い古い本です。
ヒーローを語るには... ★★★☆☆
翻訳者による簡潔な序文と,プルターク伝が付いており、「アレクサンダーとシ-ザーの比較」の章にも訳者の前書きが付記されているので
古典初心者にも取り付きやすい。
初出が1934年にしては、訳文に余り古さも感じられず、読みにくさのない平明な名訳の部類に入るでしょう。
ただし「アリストテレス」を「アリストートル」、とするような固有名詞の表記には、違和感があり、通読するためには訳注がほしいと思いました。
ベンジャミン・フランクリンの愛読書 ★★★★★
フランクリンの愛読書だった、ということで書きました。
アレクサンダーなど、いろいろなヒーローが出てきます。
彼らの隆盛などが学べます。

時代は古いですが、何か、今にも通じるものが見えます。