とにかく絵が素敵です。物語としては若干無理のある運びな気がしますが…。
買って損はしないと思います。
ただし、自分の中でBASARAの世界観が固まっている人は手を出さぬが吉。

始まりは本能寺の炎上。天下を目指して動き出す武将たち。その1人・伊達政宗を主人公として描かれているコミック版『戦国BASARA2』。

絵は個人的にとても良いと思う。BASARAの雰囲気がよく出ているので、読んでいて抵抗を感じない。
ストーリーも素晴らしい!という程でもなく、普通。ただ、伊達政宗ファンには納得がいかないと思う。私も彼を好んで使っているので、この弱さには歯がゆいものを感じた。

星が欠けたのは上の理由から。でも、この漫画は集めると思う。

大好きな絵柄なだけに、いろいろと残念です。
この方が以前連載されていたマンガも、ジャケ買いで失敗しました。


イラストとしては星3つ。ストーリーは星1つ。
漫画としては何かすっぽぬけてるところがあります。なんていうか、テンポが悪い。アクションも物足りない。

「読むマンガ」というよりは、「絵を楽しむ本」ではないかと存じます。

灰原さんの絵は、好みが分かれるかもしれませんが、私的にはとても好きな絵柄です。 (1の作品よりもBASARAらしいと思いますし、男性を描くのがとても上手いです)

他の方も言われるように、話の流れ方やコマ割りなどで、読みにくい所もありますが、何回か読み返したら特に気になりません。

ストーリーに関しては、伊達・前田軍(とくに片倉)好きにはオススメです。
メインは伊達軍ですが、他の軍も描かれてますし、ゲームをやってなくても漫画としてちゃんと楽しめるストーリーになっていると思います。

この後は川中島らしいので、上杉・武田軍がもっと出てくるはず。
次の巻がとても楽しみな漫画です。

戦国時代の詳しい背景は知らないので、そちら方面の感想はありませんが、「BASARA」のゲームが好きな方には充分楽しめる内容なのではないかと思いました！
伊達政宗が主人公なので、伊達中心になるかなって思ったのですが、ゲームに登場するキャラが次から次へと出てきて期待を裏切りませんでした。絵もなかなか良いですし、難しい描写もちゃんとしています。ゲーム中の決め（？）セリフもところどころに使っているので、本当にゲームとリンクしているって感じがして、とても良かったと思います。
笑える要素（畑仕事とか、ポマード）もありました。
次巻も楽しみです！