川瀬さんの他の著書同様に、著者の花に対する哲学、美学を堪能できる文章も楽しめますが、このシリーズ（1,2）はどちらかというと実践的手法に重きをおいて書かれています。水揚げの仕方、花留めのこと、枝もの、草ものの活け方など技術面を広範囲に丁寧に説明しています。

とにかく素晴らしい。
何度開いては、参考にさせていただいたことか。
花が何気なく活けられているのに、品格があり、生き生きとしています。
草花の種類も豊富で、季節の花々を調べるのにも大変重宝しています。
また、様々な道具との取り合わせも面白いです。
（2）と併せて購入しました。

川瀬さんの花は本当に美しいと思います。自らのことを「花人」と言っているように、「華道」などと言う芸道と川瀬さんの花は違います。川瀬さんの花は詩であり、花との交わりです。小手先のデザインなどではありません。命懸の対話であり、一期一会の交わりです。

花ã‚'ç"Ÿã'るã"とで自然とつながる・・・そã‚"な感覚ã‚'あらためて思い出させてくれる本です。

ã"の本に出てくる花は基本的に自然にå'²ãå­£ç¯€ã®èŠ±ãƒ»å±±é‡Žè‰ã§ã™ã€‚そã-て今が盛りとå'²ãèŠ±ã ã'でなく、枯れかã'た花、グロテスクな形の種、虫食いè'‰ãªã©ã€ä¸€è¦‹ã€Œç¾Žã-い」という範囲からはずれたものも材æ-™ã¨ã-てç"Ÿã'られています。ã-かã-それらの「異形」たちが川瀬氏の手にかかってå '所ã‚'å¾-たとき、すã"い存在感ã‚'発揮するのです。季節とå...±ã«å¤‰åŒ-する植物の瞬é-"瞬é-"の表æƒ...ã‚'とらえるのがなã‚"てうまいã‚"だろう！とまず驚き、何度も読ã‚"でいくとまるでå"²å­¦æ›¸ã®ã‚ˆã†ã«ã€è‡ªåˆ†ãŒæ-°ã-いä¸-界にいã-なわれていくような感覚があります。川瀬氏の花に対する考え・思いが伝わってくるのでã-ょうか。

華é"・茶é"のé"にあるæ-¹ã!«ã¯ã€ææ-™ã®è¾žå...¸ã¨ã-ても、とてもよい本だと思います。（私はどちらも初心è€...なのですが・・・。とても勉強になりまã-た）