初心者向けには非常によくできている。浅く広く知りたい人にもいいですが、そこそこ知りたい方にもお勧めはできる。西洋神名事典は非常にイマイチ感が拭えないが、こちらはまぁまぁ。ただ、やはり創作の資料にするには乏しい。やはりそれぞれの専門書を買うほうがよい。また解説も短いので神格とか神徳も微妙に不明瞭。また名前順だけではなく、神話ごとにまとめて神名録というのがあるのだが、そこから詳しい解説の頁を調べられないので非常に不便。こちらもできれば改訂版を出して欲しいと思う。ただ読む限りでは中国神話のあたりがいまいち抜けている気がする。

自分はインド神話が好きなので購入したくちなんですが、これは本当に素晴らしいですね。
余程有名な神様でない限り解説は簡素化されていますが、名前だけなら今まで知る事が出来なかった土着神まで網羅されています。
少々値は張りますが、買って損は無い事は保証します。

内容は､タイトル通り世界の東側の神様事典です。日本の神仏、アイヌの神様は勿論､中国や韓国にインド、聞きなれない処ではロシアやハワイの神様もいます。その神様に関する短いエピソードもありますが､そんなに詳しい内容ではないです。ちゃんと調べたり、資料にするには物足りないかもしれませんが、ちょっとした読み物として読むには十分です。