読み物としてはいいのだが辞典としては足りない
★★★☆☆
知っている神々がかなり抜けているのと、東洋のものと厚さも全然違うので正直驚きました。浅く広く知りたい人にはいいですが、創作の資料にするには乏しすぎますし、解説も短いので神格とかそういうのも不明瞭な記述が多い。また名前順だけではなく、神話ごとにまとめて神名録というのがあるのだが、そこから詳しい解説の頁を調べられないので非常に不便。できれば改訂版を出して欲しいと思う。初心者向けにはよいかもしれない。
浅く広く。
★★★★☆
浅く広く、多くを網羅していて重宝する一品です。
ただ、モノを描くときなどの資料にするには少し内容が浅いような気もします。(普通に読み物として使うには、十分です)
知らなかった(マイナーな)神に、興味を抱かせてくれる一品だと思います。『完璧な情報』を求めない人にはお勧めできる良書です。
ありがとうございます
★★★★★
とても参考になりました。
「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフやサウロンなどについても掲載されていて、ちょっとマニアック? けれどそれが嬉しい一冊です。専門的な読み物のとして読むにはちょっと物足りないかもしれませんが、ファンタジー作品の資料としてならこれ一冊で十分! 漫画や小説を書く方にオススメ!
神話別の神名録やその神話の背景を簡単にまとめてある神話解題もとっても便利です。
神話を読むときの友達
★★☆☆☆
地域によって名前が違ったり、司るものが違ったりして、今まで適当に覚えていた神々。今まで読んでいた(ある友人の)本が、多分、物語風に書いてあったのが理解度が低かった理由だろう。でも、これは題にあるように、辞典方式をとっているので知りたい物がすぐに見ることができる。一般的な説明を手短に載せていて長い文章を読まなくても他の神との関係が明瞭であった。「ニーベルンゲンの歌」を読んだときにも、途中で解らないことがあると、手軽に開いて調べる事ができて重宝した。