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悪魔事典 (Truth In Fantasy事典シリーズ)

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新紀元社
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広く浅く ★★☆☆☆
タイトル通り、悪魔を扱った大辞典……と言いたいところだが、ちょっと口を濁したくなる。
この本を手に取る時、多くの人がイメージする「悪魔」というのは、山羊の角が生えて踊り狂う魔女の後ろでデーンと構えているあの像だったり、ソロモン王が従えたアレだったりするだろう、たぶん。もちろん、そうした悪魔もこの本に紹介されている。

ただ、他に神話に出てくる「神様」も悪魔の仲間として紹介されていたりする。もちろん、他宗教の神様を悪魔として貶めた例など幾らでもあるので、これはこれで間違ってない。この辺まで拾ってくれているのはむしろ親切だと思う。しかし、日本の「鬼」などが紹介され出すと、妖怪辞典といった様相を呈してくる。デビルマンまでくると幾ら何でも広く拾いすぎだという気がしてくる。デビルマンの記事を求めてこの本を手にする人がどれだけいるというのだ。そして、百歩譲っても「口避け女」は悪魔ではないだろうと言いたい。
かように、個人的には「広く浅く拾いすぎだろう」という気がするモノの、これはこれで便利だ。神話・妖怪・都市伝説など、一気にカヴァーしてくれている。
悪魔関連で詳しく知りたい時は、もう少し幅を絞った専門書の方が、おそらく役立つ。神話も各神話専門書籍があるので、専門的な知識が必要ならそちらがお勧め。帯に短し襷に長し、という風情ではあるが、「その辺のことを全部ひっくるめてザッと知りたい、アタリを付けたい」という場面はけっこうある(気がする)ので、これはこれで一冊あると便利だと思われる。
読み易かったです。 ★★★★★
私は資料用として購入したのですが、
もっと詳しく知りたいという方には向かないと思います。
ただ、どのような悪魔がいて、その悪魔について簡易な説明がついているので、
大体を把握したい、という方には向いていると思います。
2/3辺りから、悪魔紳士録なるものがついており、
一神教、キリスト教、国別、神曲、失楽園等に分別して
書いてあるのは使い易いと思いました。
そして、デビルマンの悪魔王ゼノン等も出したのは、
神曲や失楽園の悪魔がでてるので、編集の方もそういった捉え方で
出したのでは…?と思いました。
更には、実在した人間や都市伝説等も出ています。

私は購入して損はないと思いました。
宗教別の悪魔観も書いてあるので、
本書は悪魔についての入門書と捉えた方がいいかと思います。
あらゆる悪魔を知りたい人に有意義な本 ★★★★☆
悪魔の本は沢山あり、それぞれが独自の編集方針で以て「棲み分け」をしているようです。悪魔関係の本を何冊か持っている私にも、本書は購入した価値がありました。

まず、本書は文字通り「事典」で、いわゆるヨーロッパの悪魔に限らず、世界各地の神や精霊、妖怪、更にはクトゥルー神話やコミックまで網羅しています。個人的には日本の悪霊や鬼、デビルマンは流石に要らないと思いましたが、読者の最小公倍数のニーズに応えようとしているのでしょうか。項目当たりの文章量は、悪魔をイメージするのに最小限です。
また、事典として引きやすいです。名前順の他、地域順(ヨーロッパは出典順)、そして悪魔の別名からも引けるようになっています。

悪魔関係の本としては他にも「堕天使 ― 悪魔たちのプロフィール Truth In Fantasy」なら個々の解説が詳しいし(ただし、ギリシャの神々なども載っている)、「幻想世界の住人たち(2) Truth In Fantasy」は悪魔だけの本ではないけど(だから悪魔の為だけに買っちゃダメ)、悪魔の項目についての解説は魅力的でした。本書はそう言った本と相互補完する分には価値があります。ちなみに、これより項目数が多い本もあったと思います。(買わなかったので忘れました。ゴメンナサイ。)
逆に、この一冊だけでは内容が浅すぎて物足りないのも事実です。また、狭い意味での(つまりヨーロッパの)悪魔以外に興味が無い人には不満でしょう。私は悪魔以外にも興味があるので、本書がロシア民謡やオセアニアの精霊まで載っている、(唯一ではないが)貴重な本だったのは、とても有り難かったのですが。

結論として、本書の購入を検討している人は、レビューなどで他の本と比較した上で、あなたのニーズに合っているか考えてください。
それから、私はファンタジーを広く好きなだけで、悪魔に精通している訳ではないので、申し訳ないのですが、本書の内容の正確さについてはよく解りません。
どこが事典だ! ふざけんな! ★★☆☆☆
いや、マジでつまりませんこの本。読む価値ないッス。一つの悪魔について
せいぜい500字程度だし、なんでか知らんけど本当にデビルマンの悪魔王ゼノンとか
出てやがるし! いくらページがないからってこれはないだろ? まあ、ある種の
パンフレットと思えば腹も立たないかも? ただし本格的な資料を期待すると
確実にバカを見ます。オススメできません。
私の意見としては ★★★★☆
良い書物だと思う。記されている中には二面性のある善神や民間信仰の類までも載せてあり、代表的なエピソードを短くまとめてある。人数も多く大変参考になる文献。損はなかろう。
が、これは資料としては今ひとつだ。この手の文書は著者の知る説話によって内容が異なる。おまけにあまりつっこんだ話はない。

できるならこの本で知った「悪魔」や伝承などを、別の観点より調べてみる、調べる方向性を定める為の書物として、求めることをお薦めする。