人間を相手に仕事することによってもたらされる「感情」の揺らぎが多数の文献や著者の経験を元に書かれています。
「お客にいつも笑顔ばかり見せていて、やりきれないことが多い」「自分の感情を押し殺してサービスしてやりきれない」と悩んでいるサービス業に就く方にも一読の価値があると思います。
非常に読みやすい文体ですので、ボリュームがあるにもかかわらず一気に読めるものでした。
でも、それを忘れちゃって業務に流されてる人って、けっこういるんじゃないかな。
仕事として割り切り過ぎてるヒト、逆にのめりこみすぎてるヒトにもお勧め。
自分自身と仕事との関係性を振り返ったり再構築するのに最適な書。
実は、ナース以外の営業マン・販売・福祉職などなど、人と関わる職業の人すべてをターゲットに書かれてるから、とっても読みやすいよ。