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大アジア燃ゆるまなざし 頭山満と玄洋社

価格: ¥1,210
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 海鳥社
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充実した資料群! 頭山や玄洋社を知るには必携! ★★★★★
写真、当時の新聞記事など、たくさんの資料が入っています。
ほかにはない、すばらしい資料集。
たとえば、こんなもの。(当然、頭山の写真、書などはたくさんある)
・西南戦争の錦絵
・玄洋社の面々が一同に会した写真
・玄洋社名簿の写真
・平岡浩太郎、来島恒喜、中野正剛などの写真、書、手紙
・頭山と犬飼を訪ねた蒋介石の写真
・孫文、タゴールの写真
・頭山の遺品の写真
・GHQが決定した戦犯容疑者を伝える新聞記事
・福岡の玄洋社関係の地図
これは、ほんの一例。お宝ばかりです。
そして、松本健一氏による十数ページの論考も、詳細な参考文献一覧もあり。
これらだけでも価値がある。
主な構成は、以下のとおり。
 維新動乱
 筑前玄洋
 大アジア
 封印命令
 あの人この顔
 ふくおか玄洋社マップ
今も昔も変わらぬ欧米の覇権主義だが、その昔、欧米に立ち向かう団体があった。 ★★★★☆
 本書は『人ありて−頭山満と玄洋社』を読み解く資料として最適ではないだろうか。
 当時の錦絵や新聞記事、「玄洋社記念館」の展示資料の写真までもがあり、文体から想像する世界を補完してくれる。
 辛亥革命の孫文、その後継者である蒋介石との交遊関係を示す写真をみながら、その親交ぶりを窺うことができる。
 日本の敗戦後、GHQによって戦前の全てを「悪」と断定されたが、ペリーの黒船来航のときと同じく、威圧的に外交交渉を進めるアメリカを見ていると野蛮な国と思う。その野蛮国家に立ち向かった団体があったことを知る資料である。