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狂女王フアナ―スペイン王家の伝説を訪ねて

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 彩流社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:西川和子/著 出版社名:彩流社 発行年月:2003年03月 関連キーワード:キヨウジヨオウ フアナ スペイン オウケ ノ デンセツ オ タズネテ きようじよおう ふあな すぺいん おうけ の でんせつ お たずねて、 サイリユウシヤ サイリユウシヤ 2900 さいりゆうしや さいりゆうしや 2900、 サイリユウシヤ サイリユウシヤ 2900 さいりゆうしや さいりゆうしや 2900 イサベル女王の娘にして、神聖ローマ皇帝カール5世の母…。「狂女」と呼ばれ、「女王」でありながら46年間の幽閉生活を送ったフアナの歴史的真相。 第1章 フアナ誕生第2章 フアナの結婚・ふたつの宮廷第3章 王位はフアナに第4章 イサベル女王の死第5章 フェリペの身に何が第6章 フアナ伝説第7章 到達点第8章 忘れ去られた日々
時代背景がわかりやすかったです。 ★★★★☆
狂女王として紹介されているフアナ女王ですが、全然狂っていないと思います。周りが相手にせず、彼女を自分のいいように利用だけするから、彼女の中の何かを壊してしまったんだろうと思います。とくにフェリペの遺体に対しての行動。真面目で純粋すぎたから、フェリペのいい加減さに執念を燃やして自分の気持ちを抑えられなかったのですね。フアナの切ない気持ちがよく分かる一冊です。ほかにも読む前には把握できていなかったカスティーリャとアラゴン王国のこと、フランスとの関係など、崩した語り口調で説明してくれていますので、自分も溶け込めました。ほかの王室もこんなふうに書いてくれている本があればいいと思います。
スペイン王家って? ★★★★☆
僕はヨーロッパ史が好きだ。結構詳しいつもりだった。でも考えてみると、スペイン王家といって思い浮かぶのは数人もいない。スペイン王家は、殆ど知らなかった。そんな時、出会ったのがこの本である。しかも、なんと興味深いタイトルだろうか。「狂女王」である。

内容に関しては、タイトルでもある女王フアナとその家族、時代背景である。作者はフアナ贔屓のようだが、割合平等に分析していると思う。

詳しい事は避けるが、フアナの子供や姉妹の子供やその末、というのは歴史的な重要人物が多い。ヨーロッパの王家はほぼ親戚だという事を差し引いても、近い親戚に歴史的に有名な人物が多いのだ。そんな彼女が、今まで脚光を浴びなかったのが不思議である。

文章は結構砕けていて読みやすい。少々砕けすぎな感はあるが、内容が内容だけに、この程度でよいのかもしれない。一気に読んでしまった。
スペイン史の入門書として読むのも良いかもしれない。