私は決して木村カエラのファンではありません。アルバムが出れば一応チェックして、好きな曲はiPodに入れて聴く程度の人です。なので、彼女がこの作品を作るにあたっての意欲や意図は知りません。ちなみに彼女と同い年の女性です。

もともとPOPSは好きですが、今作の彼女のPOP路線な歌は、個性が薄れているような感じがして、木村カエラとしては面白くなかった(>_<)また、個人的には乙女チックさを強調した軽い歌が苦手なので、彼女が作るPOP寄りな曲たちも、結局そんな感じになってしまい、期待はずれだったので残念（何でも、期待しすぎはダメだけど）。
去年の代表作が「Butterfly」だったので、仮にもし、それにアルバム全体のイメージを合わせようとしたのなら、これは仕方のないことかもしれない。ゴリゴリしたロック曲達の中にButterflyがあったら、普通はそっちのほうが違和感ありありなのは確実です（笑）でも、私はそれが「カエラ」だと思ってたのですが、しかし……。
「マスタッシュ」、「Phone」、「乙女echo」、「Another world」、「season」、「キミニアイタイ」、「Jeepney」、「Super girl」、半分以上の曲が、まさに私が苦手とする系統ドンピシャで、受け付けられなかった。どうしても、掃いて捨てるほどある、薄っぺらな商業的乙女チックPOPSにしか聞こえず、しかも、表現が幼く感じて寒い。歌詞は彼女自身が書いているにも関わらず、彼女がわざわざ歌う必要あるのかな？と疑問を感じることが多かったのが本音。
今まで彼女が書いてきた歌詞からは、一見軽いようでいて実は切り口が面白く、意外と奥行きのある表現をしているし、しかも、歌としての耳障りの良さもよく考えていて、かなりセンスいいな、と感じていたのですが、今作の大半の曲の歌詞からは、そうした光っていて、たまにとがっているセンスの良さが感じられませんでした。
「どこ」と「BANZAI(album ver.)」 はきわだっていて好きです。また、彼女の声がいつにもまして澄んでいる印象でした。ですが、全体的にはカラフルだけど味は同じのマカロンがたくさん入っている箱みたいで単調でした。彼女なりの、かわいい系な表現を求めるなら、私は「Circle」の方が面白くて好きです。
今作は個人的にハズレでしたが、次回作は期待してます。今作とのメリハリがつくのでは？
また、ここツッこんじゃいけないんでしょうけど、ROCKを気取るなら、いつか曲も自分で作ってほしいです。Scratchのほぼinst系じゃなくて、シングル向けの曲で。
最後に、他の方もおっしゃるように、「聴く」ではなく、「聞く」アルバムとしてはオススメです。

紅白で初めて聞いたButterfly。
名曲ですね。

アルバムも良かったです。
Butterflyで気になった人は買って損はないと思います。

久々にカエラさんのアルバムを聞きましたが、
初期のロックなイメージから随分変わっていて驚きました。
とはいえ、これはこれで良いんじゃないでしょうか？
本作で見せたポップな曲の数々は、カエラさんのキャラに
合っているような気がします。

Ｂｕｔｅｒｆｌｙをはじめ、収録曲は粒揃い。
何度でも聴ける作品です。

車で聞いてます。
のりもいいし幸せな気持ちになれますよ。
結婚もすごーくしたくなりました。
ぜひお勧めです

Butterflyが聞きたくて買いましたが、どの曲もとてもよかったです。