なぜ呂不偉は全てを受け容れられたのか、政を倒しても良かったのではないか(そうなると歴史が変わってしまうけれども・・・)と悔しく思う。というわけで、ラストが哀しいので星4つの評価だけれど、本当は星10個くらい付けたい作品である。
つまり、政治というものは、部下だけでなく、上に立つ人間も、全て道理が分かっていないと国をろくでもない結果にしてしまうということで、つくづく今の政治家に読ませてあげたい本だと思う。