思い出の本
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今大学生の娘が未就園児だったとき、この本が大好きでよく読んでいました。お母さんを捜していろいろなおうちに電話をかけます。色々な電話番号を言っていくのです。そのおかげ(?)で娘は今でも数学が大得意です。そしてこの本を読んだ日は必ずシーフードカレーを一緒に作って食べました。
子どもの目線と親の目線
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我が家の3歳の息子もいっぺんに気に入りました。鬼の子、あかたろうが留守のお母さんを電話で探すおはなし。あかたろうのお顔がなんとも個性的でいいですね。造作は人間と違って「鬼顔」(?)なのですが、感情表現は人間っぽく、表情豊か。だんだん、あかたろうが自分の子どもに似て見えてくるのはわたしだけでしょうか?
留守のお母さんを探しておばあちゃんち、八百屋さん、魚屋さん・・・と自分で電話をかけ、帰ってきたお母さんの買い物の中身を自慢気に言い当てるというおはなしですが、子どもはあかたろうに気持ちを寄り添わせ、痛快な気分になるようです。自立心もくすぐられる様子。一方親目線では、なんとかお母さんを探そうとするあかたろうがけなげでいじらしく思えるんですよね。
初版は1977年。あかたろうの家の描写など、あたたかいタッチながらこまごま書き込まれています。ああ、自分の子どもの頃はこんな感じだったなあ・・・(いや、あかたろう家は当時にすればハイカラな方かも)と懐かしい気分にひたれます。電話ももちろんダイヤル式です。
おかあさ〜ん!とまねしています
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「おかあさ〜ん」とおうちのいろんな所を探すあかたろうくん。
2歳の娘には覚えやすい繰り返しのフレーズでしたが、ある日、ひとりで絵本を広げ、「おかあさ〜ん。台所にもいない・・・」と読んでたのにはおどろきました。
おかあさんの買い物したものをあてるシーンでは、数も登場し、指おりで示しながら読み聞かせると、すぐに数も覚えてしまいました。
あかたろうくんシリーズ。ちょっとイラストはおもしろい顔ですが、とってもオススメです。
おかあさんがいない!
★★★★☆
帰ってきたらお母さんがいない!
一度は涙目になったあかたろうも気を取り直して電話をかけてお母さんを探します。
電話をかけていくと、お母さんの行方とともに、なんとあることがわかったのです。
ちゃんと留守番できるかな位の子供にちょうどいい絵本です。
4歳の娘のお気に入り
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この本は、保育園に来たサンタさんが、子供達みんなにプレゼントしてくれました。はじめて家で、読んで聞かせようと思ったら、娘は私から本を奪い取ると、全部読んで聞かせてくれました。驚くことに言葉が全部あっています。保育園の先生が、きっと何度も何度も読んでくれたからでしょう。子供の可愛い声がこの本にピッタリ。家族もビックリ。お話が絵にとてもよくあっているので、覚えやすいです。絵もとてもカワイイし、シリーズの2冊も買っちゃいました。