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おとうさんがいっぱい (フォア文庫)
価格: ¥588
カテゴリ:
新書
ブランド:
理論社
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なつかしや・・・
★★★★★
他の方も言われていますが、私にとってもこの本はトラウマ級のインパクトを持った本です。
小学生の頃、どんな友達がいて、どんなエピソードがあって・・・なんてことは靄がかかったように殆ど忘れてしまった今ですが、この、紅い表紙の不気味な本の筋や奇妙な挿絵は、読んだその時から、なんとなくですが、心に消えません。
中でも印象深く覚えていたのは、少年の父親が壁から出られなくなってしまうお話。壁と壁の間に広がる異空間に落っこちてしまったお父さん。少年は毎日壁に向かって話しかける・・・挿絵も変わっていて、とてもシュールで面白く、この物語のこわさを引き立てています。その絵柄のことも、おぼろげに覚えていました。
子どもの本に関する仕事をしている関係で、この本の復刻版に偶然にも出会えた時はなんと嬉しかったことでしょう。心の奥底にずっと居座るほど、強い強い衝撃を受けたこの本を、大人になってからもずっと探していました。
この本に再会して、むさぼる思いでもう一度読み返した時、確かに児童文学版「世にも奇妙な物語」のようで、おもしろさは変わりありませんでした。
しかし、どうしてでしょう。
あの頃感じた半端ではない怖さや不気味さは、子どものときより、ずっと減ってしまった気はしました。
あり得ない夢の世界や、奇妙な世界の存在を、よりリアルに信じられた子どもの頃、この本に書かれたことがまるで現実のように感じられたものです。難しくて釈然としなくて、確かにピンときづらいのだけれど、それでも、何故か惹かれ、忘れられない。そんな印象を子供心に受けました。
子どもの頃に抱いている、柔軟な世界観に、とびきりぴったりの、短い五つの物語。是非、子どもの頃に出会わせてあげてください。
思い出の本。私も未来の自分の子どものために、絶版になる前に即座に購入いたしました。
不思議がいっぱい。
★★★★★
不思議がいっぱい詰め込まれた短編集。
本書に出会ったのは小学生の時だがその時の強烈な印象を今でもはっきりと覚えている。
むしろ子供の時に出会えていたからこそのインパクトだった。感受性豊かな時だからこそ受けた衝撃。本を読んで世界が広がるのをまざまざと肌で感じた。
それだけこの本は特別で異質。
他の児童書が幸にしろ不幸にしろ大体の結末を用意しているのに関わらずこの作品は唐突に暗闇に突き落とされるような終わり方をする話が多い。しかしそれは不快なことではなく、どこか薄ら怖いものの中にゾクゾクとする面白さを孕んでいるのだ。
一読あれ。
小学生のときに読んだ衝撃
★★★★☆
小学生の時に学校の図書室で借りて読みました。
読後の衝撃が忘れられずにずっと心に残ったまま大人になりました。
短編の物語の集まりだったこと、不思議な話だったこと、本の表紙の装丁の赤い色と絵柄は記憶していましたが、詳細は忘れてしまっていました。
でも、ずっともう一度読みたいなと思って本屋を長年探していました。今回アマゾンで発見して購入しました。
子供の心にこれほどまでに記憶を残す本であるということが
大人になって再読して理解できました。
この本で初めて「四次元の世界」というか「空間のねじれ」というか
なんか不思議な空間、次元に迷い込んでしまうっていうことがあるんだなってことを知ったので衝撃的な一冊になったんだと思います。
いくつかある物語のうち、今回もやっぱり一番心に響いたのが
少年が自宅のマンションから出られなくなる話でした。
どんなに何度も玄関の扉を開けても、そこはまた同じ部屋の中へ
入る扉となってしまっている・・・という。
不思議で、不思議で、自分もそんな風になったらどうしようと
子供心にすごく不安になったのを覚えています。
小学生におすすめの本ですが、もちろん大人が読んでも楽しめる児童書ですよ。
おもしろい。そればっかりです
★★★★★
私が小学生の時学校の図書館で手にとって読んだのですが、
今でも内容を覚えているぐらい印象的な本です!!
ミステリーやホラーのような怖さやわくわく感とは別の
怖さやわくわく感がありました。
「この人はどうなってしまうのだろう?」
という風に先を想像しながら読みました。
また、この本の中の不思議な世界がおもしろかったです。
何度も読み返すのがおもしろかった。
結構ショッキングな内容なのですが(何度もいってますが)
おもしろいです。好きな人は結構はまると思いますよ!
息が詰まりそうなほどミステリアス
★★★★★
私がこれを初めて読んだのは小5の時。学級文庫として、後ろの棚にあった本です。
残念なことに題名からはこの本の楽しさが半分も伝わってきませんが、
一度読んで見てください。
短編なのですぐに読み終わると思います。
子供のころに体験した、
理屈では解決できない出来事が誰にでも一つはあると思いますが
(昔の記憶なので、そう決めつけている部分があるにしても)、
それに共通したものがこの本に凝縮しています。