卒業式みたい
★★★★☆
ルドルフも思春期。イッパイアッテナとブッチーは、すっかり大人。恋もする。
イッパイアッテナは、ドラゴン兄弟の依頼で市川へ遠征。ルド、ブッチーとネコ質のテリーは、ハトを取りに浅草に行く。そこで、エリちゃんと偶然会ってしまったルド。何より許せなかったのが、飼い主が分からなかったことなんて。歳を重ねれば、人は変わる。ネコが変わるのかな?
最後にイッパイアッテナも帰って来る。ブッチーには二世ができそう。この物語は三匹一緒に揃ったところで、卒業って感じ。何だか寂しいなぁ
子供も大人も楽しめる人生の教科書
★★★★★
シリーズ3部作すべてが、人間として大切な事を教えてくれる素敵な本です。猫の世界の話でありながら、どれも人間世界にも当てはまることばかり。生きていくうえで遭遇する楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、せつないこと、寂しいこと、乗り越えていくこと、成長していくこと、友情・仲間・許し・・・といったありとあらゆることがぎっしり詰まっています。それでいてちっとも説教くさくなく、3冊とも大人が読んでもげらげら大笑いしながら読んでしまうような面白い内容です。子供達に、楽しみながら読んで学んで欲しいなぁと思います。何度でも繰り返して読みたくなる本です。この本は様々な経験を通して大分おとなになったルドルフの活躍が楽しめます。
続刊ってあるのでしょうか?
★★★★★
斉藤洋さんのルドルフといっぱいあってなの三巻目です。小学校の時から見てきて、出ると買っている作品です。岐阜が出てきたので買っている感じ。
みんな大好き
★★★★★
第1弾、第2弾とは違い、イッパイアッテナの活躍は見られませんが、その分他の猫たちの生き様が書かれており、登場する猫たちみんなが好きになりました。成長する際に感じる痛み、苦しみを乗り越えていく姿はとても印象に残りました。でも、猫たちのほんわか~♪した感じは相変わらずです。可愛らしいところもたくさん楽しめます。第3弾まで揃えて損はしない!と思います。
成長する男の子の気持ち 連帯感 信頼する思いっきり
★★★★☆
~男の子は成長する。そのときに、友だちの連帯感は重要な意味を持つ。友だちを信頼したり自分の気持ちを託したり、そんなことを通して成長する。
このプロセスをルドルフというネコが経験する。それが文章になり楽しめる。
ちょっと、長い本が苦手な男の子だったら、最初の5ページほどを読んでみよう。その男の子は、そのあとを読んで欲しくてしかたなくな~~る。にこにこして手渡せば、少しずつ読んでゆくだろう。
そんな雰囲気のある本。とても良い。~