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半日村 (創作絵本 36)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 大型本
ブランド: 岩崎書店
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不可能に思われることでも、無心にこつこつ行なう。それが山をも動かす ★★★★☆
高い山があるため半日しか日が当らないせいで「半日村」と呼ばれる村に住む少年一平は、日差しがなくていつも暗く貧しい親と村人を思い、毎日たった一人で山に登って土を袋にいれ、その土を湖に捨てはじめました。最初はそんなことをしてもむだだ、と鼻で笑っていた人々も、しだいに土運びに参加するようになり、ついには…… 。
 もくもくと土を運ぶ一平の姿は、小さな神様のようです。子どもは「なんだかおもしろそう気がしてきて」まねをはじめ、おとなは「やらないとなんだかつきあいがわるいような気がして」参加し、ついには村人全員がずっと先の未来を信じ、今汗を流す…… 。この展開が感動的です。
 現代の私達が忘れていることを、滝平さんの芸術性の高い切り絵が、さらに説得的に語ってくれます。
世代を超えて伝えるもの ★★★★★
小学校の時にとても教育熱心で郷土研究をされていた
大好きだった先生から読んで頂いた本です。
読んで頂いた当時は漠然としかわからなかった意味が親になって
やっとわかります。
生きてくとは何なのか・・。
この本と出会えた事と先生に感謝します!お勧めです。
繰り返し ★★★★★
河原でいつも空き缶を拾われているおじいさんがおられます。
その姿を見るたびに、この本を思い出します。
この本を読むたびに、そのおじいさんを思い出します。
素敵です。とても素敵な人と本だと思います。
同じことを繰り返す力をわたしも持ちたい。