ユーモラスなブタとうさぎが登場します。　まず、「ぴょんちゃん　なにしてる」と左ページに大きく一言。　右ページにはうさぎの後姿の絵.　　ページをめくると「えほんを　よんでいる」と大きな文字に、うさぎが絵本を読んでいるユーモラスな絵が見開きであります。　このような調子で､「ぷうちゃん　なにしてる」とブタの後姿→「しゃぼんだまで　あそんでる」、「ぴょんちゃん　なにしてる」→「どろんこで　あそんでる」と続き、最後はぶたとうさぎがにらめっこして大笑いをしているシーンで終わります.　

２ページめくるごとに小話が完結する形（１．なにしてるの？　２．～～してるの）なので、あきさせず、ページをめくる喜びがあります.　文も簡潔、絵もはっきりしていて背景がうるさくなく､小さい子にわかりやすいと思います.　

2歳の息子はこの本が大好き.　この本は読み聞かせの絵本､というより参加型の絵本となっています。　｢ねえねえねえ､何してるのオ～？」と自分でいって、うさぎやブタの肩をネエネエとたたきます。　ページをめくって　うさぎが泥んこ遊びをしているシーンになると、必ずお砂場セットを持ってきて一緒に遊ぼうとします。　また、うさぎが読んでいる絵本が､よく見ると逆さまです。　「あっみつけたよ！　ぎゃくだよ！」といかにも自分が特別みつけたかのように喜んでいます。　にらめっこのシーンでは､必ず「だーるまさん、だーるまさん」と体をゆすって歌い､わっはっはと絵本のブタやうさぎとともに大笑いします。

1-2歳におすすめです。