童話集
★★★★☆
36本のショートショートを収録
子供向けに書かれた作品が大部分を占める
作品のボリュームは、4ページ程度のものが大半です
オリジナル版の解説は谷川俊太郎氏
改版版の解説は古川日出男氏
リスとライオンを掛け合せてリオンという動物を作り出すといった感じのかわいらしいというか、安直というか、そんなネタが多数ありました
起承転結のはっきりした展開、ボリュームといい4コマ漫画を楽しんでいるような感じだった
手軽に楽しめます!
話が軽い
★★☆☆☆
基本的には寓話的な内容のショートショート集です。
難解な言葉や遠回しな展開を避けているため非常に読みやすいが、全体的に軽い印象を受けた。
オチもありきたりなものが多く、「なるほど!」と驚かされるような話はありませんでした。
子供が読む分にはいいのかもしれませんが、大人は好き嫌いが分かれそうですね。
お子様の読書に最適
★★★★★
'64(S39)11〜'66(S41)3
新しい童話(みんなの童話)の表題で、
朝日新聞・日曜版に発表。
名作プレゼント '66(S41)7
『気まぐれロボット』理論社
31編全てに和田誠さんの挿し絵入りで単行本化。
星新一さん本人も単行本化された時は、
その豪華さが凄く嬉しかったと仰ってます。
その復刻版が、
新・名作の愛蔵版 '99(H11)6
『きまぐれロボット』
全ての漢字にルビが付ってあり、
挿し絵も'66年のオリジナル。
更に、同内容で新書版に成ったのがこの本。
'66年の単行本化の際に尽力された、
今江祥智さんの解説が、新書版のみプラスされています。
'72(S47)1.5 角川から5編増強の36編、
同じ和田誠さんですが、
省略化した挿し絵に差し替え文庫化。
現在発売中の角川文庫版は、
'06(H18)1.25 の改版にあたり、
挿し絵作家が片山若子さんに変更されています。
星新一さんの作品に挿し絵を提供された方で、
真鍋博さんと、この和田誠さんが主なお二方ですが、
児童にも向いている作品の挿し絵にマッチしているのは、
和田誠さんでしょう。
このお二方の挿し絵は、
星作品の一部と言っても過言ではありません。
この『きまぐれロボット』
数ある星新一さんの短編集で最も発行部数が多く、
十二分に星新一さんの世界を満喫出来ます。
初めて手に取る、
星新一さんの短編集として、自信を持って推奨致します。
挿し絵よりも、
5編増強の36編収録版を求める方は角川文庫を。
今江祥智さんの解説がプラスされた新書版(31編)を求める方はこの本を。
児童へのプレゼントには、
文庫版増強5編を含んだ
同じく新・名作の愛蔵版
『へんな怪獣』と併せて、
新・名作の愛蔵版(ハードカバー)
『きまぐれロボット』(31編)を。
星新一さんの作品を愛読すれば、
きっと、賢くて心の優しい子に育ちますよ。
ライトな短編集
★★★☆☆
短編一つ一つは軽くて、勧善懲悪をテーマにしたものが多かったです。
とても読みやすかったので、少し空き時間が出来たときには最適です☆
子供から大人まで楽しめる、心温まる本です。
さくさく読めるが、内容は深い。
★★★★★
36作品が掲載されています。
1つの話が4ページ程度で、ちょっとした空き時間にさくさく読めます。
テンポよくさくさく読めますが、とても内容は深く、
私の場合、空き時間に1話だけ読むつもりが、
次の話はどんなものだろうと期待し、続けてたくさんの話を読んでしまいました。