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おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ)

価格: ¥1,404
カテゴリ: 単行本
ブランド: 童心社
Amazon.co.jpで確認
   さくら保育園では、何度注意されても言うことを聞かない子は真っ暗なおしいれに入れられて、あやまるまで出してはもらえない。おしいれの奥に広がる夜の街で、不気味な「ねずみばあさん」と遭遇したさとしとあきら。「さとちゃん,てを つなごう」。お互いの手のぬくもりに勇気をもらって、ふたりの大冒険が始まった。

   子どもだけでなく、成長する大人の姿もきちんと描かれているのが本書の魅力のひとつ。さとしとあきらがおしいれのなかで戦っている間に、おしおきをしてしまった先生も心のなかで自分と戦い続け、最後にきちんと答えを見つけている。

   友情について、しつけについて、多くのことを考えさせられる絵本である。だが、まずは「おしいれ」というこわくて不思議な空間と日常に潜む冒険の世界を、わくわくしながら楽しみたい。絵は、基本的に鉛筆だけで描かれている。その白と黒の世界に、ほんの少しのカラーページが差し挟まれ、暗闇に幻想的な光が射す瞬間が美しく効果的に表現されている。(門倉紫麻)

年長の子供のリクエストで購入しました ★★★★★
子供が家に帰ってくるなり
「おかあさーん おしいれの本買って〜」でした
よくよく話を聞くと
幼稚園で園長先生が読んでくれたとか
ねずみばあさんがあまりにも怖くて怖くて
怖すぎて気にいってしまったようです

今では寝る前によく読む本の上位にランキングです
2歳の弟も
一緒に見ています
やはりねずもばあさんが怖いみたいです

昔からある有名な本みたいですよね
私は子供の頃
残念ながらこの本には出合いませんでしたが
出来れば子供の頃に
ねずみばあさんの恐怖を味わっておきたかったです
フツーに怖かった……。 ★★★★☆
実際に子供に読み聞かせたら、内容の怖さゆえに嫌がられる可能性も高いと思われる。
名作絵本には違いないが、とにかく怖い。

暗い押し入れに閉じ込められて、そのまま異界に吸い込まれて、
汚い下水道に流されて、もう少しのところで鼠の群れに食われる状況に陥って……という展開は大人の目から見ても恐ろしい。

大人が読む分には問題ないが、これからお子様に本書を読ませようと思っている親御さんは要注意である。
気の弱いお子様だと、ただ怖がるだけだろう。
あのわくわく感をわが子にも。 ★★★★★
ヘッドライトの虹色のカラーで,脳裏に焼き付いていました。思い出の中ではきらびやかでカラフルな絵本。
今再び手にして改めて読み直してみると,デッサン風の絵の中に,時折印象的なカラーが。わくわくした感じはこれだったんだ。
幼い頃何度も何度も読んだ大好きだった絵本。あのわくわく感をわが子にも。そういう思いで購入しました。おそらくみなさん,同じ思いなのでしょうね。
小さい頃から大好きな絵本です ★★★★★
なぜでしょうか…
幼稚園の時から大好きな絵本の一冊です!

表紙はおしいれの中が描かれているので、小さい頃はちょっとコワカッたのを覚えています。

押し入れの中は自分空間のようで好きでしたけどねでも、おばあちゃんチみたいに昔ながらの押し入れはコワカッた覚えがあります

多分誰しもあったのではないでしょうか… 『あの先生コワイ』『幼稚園のあそこコワイ』などなど!
『あそこは好き〜』なども。
そんな幼い日の事を思い出させてくれる絵本です

題名のとおり、おしいれのぼうけんが書かれています。子供の勇気や友情などがうまく書いてくれてありますよ。

子供に読んであげたら、『家のおしいれにもおるの』『見てみる』など楽しいと思います。仲には『おしいれこわい〜』って開けれなくなる子もいるかもしれませんね。

私の子供にも、こんな素晴らしい冒険してもらいたいな…
体罰がだめ、という今だからこそ ★★★★★
文章が長いので、子供が寝る前におかあさんが読む本としてはややつらいかもしれません。
ちょっとベッドサイドで読んであげたい、という方には不向きです。
幼稚園くらいの子供が自身で読めるようになるために、また読めるようになってから手渡してあげるべき本です。

子供向けのファンタジー小説です。
先生に怒られた罰として入れられた押し入れ。そこは幼稚園児の恐怖の的です。入れられたが最後、誰もが恐怖で泣き叫ぶ「独房」です。その日常と非日常のはざまから、いきなりトンネルがひらいて他の世界へ踏み出してしまったり、手に持っていた汽車が走り出したりします。
のび太の部屋の畳の下に、いきなり異次元空間を飛行する宇宙船の扉が開いたようなインパクトです。

喧嘩したはずの友達にたからものを渡して勇気づけてあげる友情や、恐ろしいものに立ち向かう勇気など、冒険好きの男の子には堪えられない内容です。幼稚園では大ブームで、「おしいれをつくってください」と園長先生に詰め寄った幼稚園の自分たちが忘れられません。当時交換したミニカーは、いまでも大切にしまってあります。
最後には、押し入れに入れられたことで二人の子供たちは深く反省し、そして友情を確かめ合います。押し入れに入れられても泣かなかった二人の勇気に、他の子供たちや先生も二人をたたえます。子供が成長する瞬間です。

ペナルティに対する親の不満などが大きくクローズアップされる世の中です。娘が通う幼稚園では、先生に怒られることはほとんどないそうです。この本はある意味「押し入れに閉じ込める」という体罰を容認していますが、ペナルティがなければ反省できない子供は存在します。子供時代にペナルティを受けずに育った人が、どうやって大人になってからのペナルティを受け入れられるのでしょうか?

体罰の是非が問われる世の中だからこそ、厳しく罰せられることによって大きく成長する子供の姿を、是非とも自分の子供達には知ってもらいたいものです。